2010年09月18日 17時57分

「プレストン」駅

10:18に着いたプレストン駅構内です。

同駅発10:29の「ブラックプール北駅」行きに
乗車するまでの間、駅の外と構内をしばし散歩。

大屋根の下、ここまで広大なホームが並ぶ様は
まず日本では見られません。
また屋根を支える鉄骨の美しさに思わず見とれてしました。

「鉄道は文明」だと思いますが、イギリスの駅に佇んでいると
「鉄道駅は文化」と言いたくなります。

話しは飛んでしまいますが映画「ハリー・ポッター」シリーズで
重要な役割りを果たしているのが、ロンドン市内の
「キングス・クロス」駅の存在であると私は勝手に思っています。
今回の旅でも『9と3/4番線』に行くかどうか迷った挙句に
次回の楽しみにしました。
脈絡の無い話しになってきましたが、要は日本の駅構内で
映画の撮影をしたくなる駅がどれほどあるだろうかと
いうことです。
また、撮影はともかくとして「駅の存在感」を楽しめる映画が
日本でどれほどあるだろうかということ。

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」で上野駅のシーンがあり
それは素晴らしいシーンではあったものの
「駅の“存在感”」を楽しんだわけではありません。

このプレストン駅に降り立ち跨線橋からホームを眺めながら
そんなことを考えていました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!