2010年09月26日 8時06分

昭和55年4月5日の東武鉄道乗りつぶし 乗車券編

私は「乗り鉄」の時に使用した乗車券類を
アルバムに貼っていました。
(今はやっていませんが…)

左上の乗車券は見にくいですが
伊勢崎~230円区間(軟券)。多分西小泉まで。
右上は西小泉から葛生まで乗った260円の乗車券(?)。
左下が葛生から北千住までの580円の乗車券。
右下が「りょうもう28号」の急行券で
館林から61キロ以上区間用の600円のものです。
因みに指定席は2号車42番です。
(運賃・料金が時代を映しています)

この時代にはまだ硬券の乗車券が普通にあったんですね。
それと「りょうもう号」の急行券が
乗車券サイズの硬券で、日付と号車がスタンプで
かつ席番が手書きというのも思わぬ発見をした気分です。

またいつかここに書いたことを忘れて再度書きそうですが
当時の『乗り鉄』に必須の鉄道(電車)の時刻は、
交通公社発行の「時刻表」だけが唯一の手がかりと言っても
過言ではありませんでした。
ところが私鉄の全駅・全列車の時刻などは掲載されておらず
この東武鉄道の乗りつぶしにしても
思いっきり“行き当たりばったり”で
それでも各区間の所要時間だけは「時刻表」でわかるので
それであたりをつけながら乗っていたと記憶しています。

はっきり言って、とまでは言い切れませんが
葛生まで乗りに行き、もしも最終の新幹線に乗り遅れたら
多分、『大垣夜行』で帰る位の覚悟はしていたと思われます。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!