2010年09月28日 18時02分

「RH&DR」ハイス駅の転車台

今回は「ロムニー、ハイス&ディムチャーチ鉄道」
(RH&DR)の出来る限り本や雑誌、HPなどに
出ていなさそうな話題を幾つか選んでUPする予定です。

まずはハイス駅の転車台。
やはりここの鉄道の大きさは、人や何か比較対象物が無いと
よく分かりません。
もしもここに人が写っていなければ
間違いなくこの機関車は堂々たる大型蒸気に見えること
請け合いです。

さてこの機関車ですが、
No.5「HERCULES」で1927年製。
(「ヘラクレス」とでも呼ぶのでしょうか?)
軸配置は国鉄式でいうと『2-D-1』“マウンテン”と
呼ばれるもので、日本でこの軸配置の機関車は無いはずです。

さてこの機関車の色ですが、日本風に言えば「えんじ」に
近いと思われますが、「RH&DR」のガイド本によれば
「Metropolitan Railway Red」ということで
まあ、“赤”は“赤”でも、『ロンドン鉄道の赤』とでも
言えば良いのでしょうか?
他にも「British Railways Green」や
「Caledpnian Railways Blue」などの鉄道色(?)の機関車が
あります。

ここの機関車の素晴らしさは、まずはピカピカに
磨き上げられていること。
当たり前と言えば当たり前かもしれませんが
それ故、各機関車の美しさが際立っているといっても
過言ではありません。

2010年09月28日 9時08分

世界最“狭”の公共鉄道への道

9月21日(火)のブラックプール市電に続く
イギリス編の再スタート。

今日からはかの有名は
「ロムニー、ハイス&ディムチャーチ鉄道」です。
通常この鉄道は『世界最小』の公共鉄道と言われていますが
私は敢えて『世界最“狭”』と題させていただきます。
(以後、この鉄道は「RH&DR」と書きます)

乗りに行ったのは平成17年10月25日の給料日です。
給料日と言っても単に口座に振り込まれるだけですが
休暇で遊んでいても「今日は給料日」とつい思ってしまいます。

さて写真は鉄道ではなく「バス」。
「RH&DR」への道は、
ロンドンの『チャリング・クロス』駅から始まります。
そして『フォークストン・セントラル』で電車を降り
ガイドブック等にはそこから「バス」に乗車と書いてありますが
私の場合は、『フォークストン・バスステーション』から
バスに乗りました。そのバスステーションが今回の写真です。
●いわゆる地方都市のバスターミナルをイメージして下さい。
●鉄道駅からこのバスステーションまでは徒歩10分。

そこから2階建てバス(如何にもイギリス)に乗り
フォークストンの住宅街を通り抜けて
目指す停留所は「Hythe Light Railways Station」。
●バスセンターの案内所で降りる停留所を
 教えてもらいました。
●乗車時間は約20分。バスの運転間隔は15分毎。
●もしも「RH&DR」へ行かれる方がいらっしゃいましたら
 フォークストンからこのバスに乗ることをお勧めします。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!