2010年09月25日 21時03分

昭和55年4月5日の東武鉄道乗りつぶし 後編

東武鉄道の乗りつぶしの後編です。
※写真は佐野線葛生駅。

1)伊勢崎線:伊勢崎発:15:21⇒太田着15:46
2)小泉線:太田発16:23⇒東小泉着16:31
3)小泉線:東小泉発16:33⇒西小泉着16:37
4)小泉線:西小泉発16:43⇒館林着17:01
5)佐野線:館林発17:09⇒葛生着17:44

(帰路)
1)葛生発18:09⇒館林着18:46
2)館林発19:05⇒北千住着20:05
  (りょうもう号に乗車)

こうして並べてみていると幾つか思うところが…。
●基本的に乗り換えは直近の電車なのですが
 伊勢崎から太田乗換での小泉線への接続は
 恐ろしく不便。
●館林での小泉線から佐野線への接続はGOOD。
●私はいつ食事をして、いつトイレに行っているのでしょう。

それはさておきこの後、私は新幹線で名古屋に
戻りました。
翌日は日曜日。でも私には仕事が…。

昭和55年4月7日(月)、
北陸自動車道の敦賀IC~米原JCT間が開通し
その開通記念特番の取材のため。
今思えばとても懐かしい思い出ですが
まだ高速道路の開通が地方の鉄道路線を
完膚(かんぷ)無きまでに打ちのめすまでには
至っていないもののその兆しが見え始めていた
時代と記憶しています。

2010年09月25日 9時30分

昭和55年4月5日の東武鉄道乗りつぶし 前編

皆さんおはようございます。
実は、一旦イギリス話しに戻ろうかと思ったのですが
引き続き昭和55年4月5日(土)の行動をUPします。

この前日、4月4日(金)は出張で東京におり
番組の編集だったのでほぼ徹夜だったと思います。
※日本テレビの仮眠室で少しだけ寝たのかも?
それでも5日は作業がなかったためそのまま「乗り鉄」に。

この頃、既に国鉄は完乗しており、
次のステップである私鉄完乗を目指し
最後の追い込みに入っていました。
●写真は東武鉄道曳舟駅

で、この日は東武鉄道を中心に回ることにし
1)亀戸線:亀戸発9:25⇒曳舟着9:32
2)伊勢崎線:曳舟発9:37⇒太田着11:41
3)桐生線:太田発11:54⇒赤城着12:28
4)上毛電鉄:赤城発12:35⇒西桐生着12:44
5)上毛電鉄:西桐生発13:15⇒中央前橋着13:59
6)国鉄両毛線:前橋発14:43⇒伊勢崎着14:54

今なら未乗区間を乗り継ぐなら必ず乗換駅の外に出て
駅舎の写真を撮影するのですが
この頃はまるで“修行僧”もしくは“求道者”の如く
ひたすら乗り続けており、曳舟駅はともかく
途中での写真は殆どありません。

後編に続く。

2010年09月24日 18時10分

上毛電鉄『西桐生』駅

上毛電鉄の『西桐生』駅です。
但し、昭和55年4月5日ですが…。

さて、やっと上毛電鉄を今回UPした本題に入ります。
中京テレビでは、年に何本か映画の製作に係わっています。
明日から、
映画「君に届け」が全国東宝系で公開されます。

実はこの映画の中で、ほんの瞬間ですが
この『西桐生』駅が登場します。
(私の思い込みではないと思います)
因みに上の映画タイトルに公式HPへのリンクが
貼ってありますがそこでは『西桐生』駅の話しは出てきません。
悪しからず。
なお、ストーリーは高校生の超純情ラブストーリーで
心の汚れきったおじさん(私のことです)の人生時計は
40年遡って、“純情”だったあの頃を思い出し、
不覚にも目頭が熱くなってしまいました。

話しは戻って、私は仕事柄、
一般公開前に映画を見ることが時々あります。
今回も「君に届け」は8月末に既に見ているのですが
その時、瞬間出てきたこの駅に私は反応してしまったのです。

正直言って、映画の製作スタッフや
映画会社の宣伝担当の方にも
「視点が少し違う」と呆れられることがあるほど
映画の中の鉄道に反応してしまう私です。(習性?)
今回の映画も正直言って「鉄道」が出てくるとは
思ってもみませんでした。

それだけに、どこかで見たことがある『駅』で
なおかつ『駅舎』に特徴があっただけに
気がついた訳です。
こんな風に映画を楽しむのは私だけ???

(追伸)
この『上毛電気鉄道西桐生駅舎』も平成17年、
国の登録有形文化財に登録されています。
登録基準としては「国土の歴史的景観に寄与」だそうです。
鉄道関連の文化財が増えることはとても良いことだと思います。

2010年09月24日 9時03分

上毛電鉄『中央前橋」』駅

上毛電気鉄道乗車時の思い出というか記憶は
誠に申し訳ありませんが殆どありません。
●写真は、『中央前橋』駅

中央前橋駅も写真を見つけ出してきて
こんなビルの1階の駅だったっけ、てな具合です。

この日に乗った他の東武鉄道線の方が
よほど記憶に残っています。

最近思うことの一つに、デジカメの功罪の“功”です。
初期のデジカメはともかく
最近のデジカメはメディアの容量も増え
バッテリーの持ちも格段に向上したおかげで
私なんぞ、用もないもの(「鉄」ではないもの)も含めて
やたら撮りまくっていることが結構あります。
※前にも同じことを書いた気がする。
そうするとどうなるかと言えば
実は、そのデータが日記代わりになっており
特に撮影日時が記録されるのと
撮影順もしっかりわかるので
その“用もない”写真をきっかけに記憶が呼び戻され
結果、その時の「鉄」の思い出が形成されていく
可能性があると感じています。

であればこの上毛電鉄のように
『殆ど記憶が無い』という状況は今後起きにくいのではと
思うのです。
まっ、そんな言い訳はこれくらいにして
ようは面倒くさがらずに“日記”(備忘録)でも
つけていればと、このブログを始めてから
本当に何度も後悔しています。
こういうことを「後の祭り」といいます。

2010年09月23日 20時44分

唐突ですが上毛電鉄

昭和55年4月5日(土)、私は上毛電気鉄道に乗りました。
西桐生発13:15
中央前橋着13:59

この日は、東武鉄道と上毛電鉄を乗りつぶしており
亀戸をスタート地点に
曳舟~太田~赤城と東武鉄道を乗り続け
赤城から西桐生に一旦出て
それから折り返して中央前橋に向かっています。

この後は前橋から国鉄で伊勢崎に抜け
そこから再度、東武に乗車し
太田~東小泉~西小泉~館林~葛生~館林~北千住と
正に東武三昧の一日でした。

さて、そんな中、今日上毛電鉄に触れているのには
当然理由があります。

続きは明日。

2010年09月23日 8時07分

名古屋開府400年記念スタンプラリー

ところで今回、このスタンプラリーを
私がやる気になったきっかけはこの『名城線2000形』の
クリスタルストラップです。
実は、9月2日にUPした「名古屋レール・アーカイブス」の
展示会開催時に、アーカイブスの会員の友人(子供連れ)の方が
始まったばかりのこのスタンプラリーに参加されており、
ストラップを持って展示会に来てくださいました。
で、それを見た時、私は『欲しい!』と思ったのです。
ともかくストラップの出来の良さは感動モノでした。
※商品でも絶対に売れる!

昨日のJR東海のイラストマグネットが
子供さん向けとするならば、
こちらは大人向けと言っても過言ではありません。
※JR東海の記念品も質は高いので誤解なきよう…。

写真ではよくわかりませんが本体部分は
全長2センチ、高さ1センチのまさにストラップサイズ。
この透明の小さなアクリル(多分)の中に
2000形が透かしで浮かんでいるのです。
※はっきり言ってこの写真を撮影するのには
 もの凄く苦労しました。
 まずは室内とは言え、光線の具合を何度も確認し、
 三脚を使った上でフォーカスはマニュアル。
 最終的にトリミングまでしています。

更に言うと、5月30日にUPした
一畑電車のスタンプラリーの記念品もそうですが
ここのところの記念品の質の高さは正直驚きです。
確かに子供だまし程度では魅力に欠け、
参加意欲も減りますが、これなら十分楽しめます。

実際、このスタンプラリーは大好評のようで
「一人1個」限定の張り紙を全ての駅で見かけました。
また、私がスタンプを押すために各駅を巡った時も
(「鉄」ではない)結構な大人の方達が
多数スタンプを押されていました。
はっきり言ってこの秋のお勧め「鉄」系イベントです。

(追伸)スタンプラリーの最終目的地、名古屋城には
きっと行かないかな???

2010年09月22日 18時33分

名古屋開府400年記念

今、名古屋市営地下鉄とJR東海では
今年の11月7日まで
「名古屋開府400年記念」のスタンプラリーを
行っています。
(既にご存知の方も多いと思います)

写真がそのスタンプ用紙で、スタンプの設置駅は次の通りです。
【名古屋市営地下鉄】
1)大曽根駅 2)久屋大通駅
3)金山駅 4)神宮西駅
以上、4駅。スタンプが押せるのは駅の営業時間中。

【JR東海】
1)大曽根駅 2)千種駅
3)鶴舞駅 4)金山駅
以上、4駅。スタンプが押せるのは9:00~17:00。

写真の様に、これらの駅で会社別に
全てのスタンプを押すと、例えばJR東海4駅を制覇すれば
写真の下半分、黒い四角の線の中で矢印が引いてある
『313系車両イラストマグネット』が
記念にもらえます。
では名古屋市営地下鉄は…、明日の朝にUPします。

このスタンプは、JRの大曽根・金山は改札内、
千種・鶴舞は改札外にあったりで、
電車に乗って移動をしないと押せない工夫がしてあり
増収策にもなっていると思われます。

私は、地下鉄「神宮西」をスタート地点に
まずは地下鉄で(途中下車しながら)大曽根に向かい
JRで(途中下車しながら)金山に戻りました。
時間にして2時間弱だったでしょうか。

2010年09月22日 9時15分

名鉄犬山線・布袋駅の思い出Ⅱ

平成元年12月26日に放送した
「火曜サスペンス劇場」『最終電車を待つ女』は
市毛良枝さんを主役に迎え
中京テレビの開局20周年記念特別番組として放送した
当社として数少ない全国ネットのドラマでした。
●私は、このドラマでは「プロデューサー補」を
 担当しており、主に撮影スケジュールの管理と
 「ロケ地」の手配をしていました。
●ドラマのあらすじは長くなるので省略させていただきます。
 乱暴な展開で申し訳ありません。

ところでこのドラマ『最終電車』がキーワードだけあって
夜の撮影が多く、昨日UPしたのは数少ない昼間のシーン。
※このドラマで、昼間に駅舎の全景が写っているところが
 他にはありませんでした。ご了承下さい。
 因みに今回の写真は、早朝、夜明けの少し前に撮影しました。

布袋駅での撮影に当たり、
名古屋鉄道さんには何度も通って打ち合わせを行い、
早朝から深夜にわたる撮影に全面的なご協力を頂きました。
●布袋駅以外にも何箇所かで撮影させていただいた。

と、ここまでは型通りの話しですが
この駅をロケ地に決定するまでには時間がかかりました。
何せ中京テレビの20周年記念なので
このエリアの「駅」でドラマの設定に相応しい駅を
捜しに捜しました。一体、幾つの駅を下見したことでしょう。
そして最終的にこの駅を第一候補にドラマの『監督』さんに
現地を見ていただき、納得していただいて
『ここで撮影しよう』と言われた時は
本当に胸をなでおろしたことを昨日のように覚えています。
それだけにこの布袋駅で過ごした撮影の時間は
“私にとって”と言っては会社に申し訳ないですが
最高に充実していました。

(布袋駅に決定した理由)
1)やはり“駅舎”(名古屋の郊外の趣のある駅)
2)駅を取り巻く町の雰囲気
3)立体的に映像が組み立てられる

(撮影秘話)
「最終電車」をイメージした電車の到着シーンは
日が沈んでから、実はこの写真のポジションから
はるか離れた駅舎(右側の建物)のところで
役者が演技をする場面も多く撮影しており
当然、名古屋からの到着列車を待って行ったのですが
撮影を始めると手前の名古屋方面行きの電車が
きたりしてとにかく時間が延々とかかりました。
最終的に監督のOKが出た時、
私の『血と汗と涙』(大袈裟ですね…)は
無駄ではなかったと思いました。

私事というか何と言うか、「私と布袋駅」とテーマに
一文をUPしてみました。

2010年09月21日 18時27分

名鉄犬山線・布袋駅の思い出

昨日(9月20日)の中日新聞の朝刊34面に
「解体間近 名鉄最古の布袋駅舎」の記事がありました。
(中日新聞を購読されていない方、申し訳ありません)

内容は、布袋駅の鉄道高架事業で
この駅が9月下旬に取り壊されることになり
「布袋駅舎保存会」の会員らが
大正時代の面影を残す建物の一部を取り外したというもの。

実は私もこの「布袋駅」には、保存会の方とは
違った深い思い出があります。
で、今回の写真は「確かに布袋駅だが、何でこんな写真」と
言いたくなるような不思議な構図ですよね。
これは放送した番組の一部分を静止画にしたもので、
それゆえこのような写真になっています。

時代は遡って今から20年以上前、
私は担当していた番組で
この布袋駅でロケ(撮影)をしていました。

番組名…「火曜サスペンス劇場」『最終電車を待つ女』
    火曜サスペンス劇場は正に毎週火曜日の夜、
    9時から放送のサスペンスドラマで、
    今ならCBC(TBS系列)の「月曜ゴールデン」や
    メ~テレ(テレビ朝日系列)の「土曜ワイド劇場」の
    日本テレビ版が当時、あったと思ってください。
    ※既に「火曜サスペンス劇場」という
     番組名そのものを知らない方も多いのでは?
放送日…平成元年12月26日

2010年09月21日 9時03分

ブラックプール市内の電飾とはこれ!

道路の真ん中の飾り物が見てとれるでしょうか?
これがブラックプール名物の電飾です。
(飾り物の横にも電球がいっぱいついています)
残念ながら私はこの町に夜までいなかったので
実際のところ、どれ位華やかになるかは分かりませんが
「ファンタスティック」と言われているそうです。

9月16日にUPした「クライチ路面電車博物館」の
オープンカーはこの電飾があったから誕生したと言えます。

*5年前のイギリス旅行で、絶対に来たかったのが
 ここブラックプール。そしてそれは実現しました。
 多分、何かの鉄道本に掲載された小さな記事が
 きっかけだったと思います。

オールドタイマーの部類に入るカラフルな2階建て電車が
今も市民と観光客の足として生きている町。
勿論、観光客が無ければとっくに廃線になっていたかも
しれません。
でも、シンプルで路線が分かりやすい路面電車だからこそ
初めてその町を訪れた人も迷わず移動ができます。

日本ではLRTの新線計画が『宇都宮』『堺』と立て続けに
暗礁に乗り上げました。
一方、世界のトレンドは「路面電車(LRT)」の有効活用です。
ここブラックプール市電のあり方にも
日本が路面電車を見直すヒントがあるかもしれません。



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稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!