2010年10月02日 18時35分

もう一度行きたい「RH&DH」

ロムニー、ヒース&ディムチャーチ鉄道。

軌間381ミリ。
全長13.5マイル(約21.7キロ)。
全線通しで乗車すると1時間強。

乗っている間が楽しいかと問われれば、
「楽しい」と言えば「楽しい」けど
それは単に小さな鉄道に乗っているという
満足感がもたらしてくれるもので
「乗る楽しみ」とは少々違うかもと思った次第です。

でもこの鉄道で働く人たちは
この写真の機関士さんを代表するように
本当に「お客さんに楽しんでほしい」と思っているように
感じられました。

それだけでもこの鉄道に乗ったことを
「本当に良かった!」と素直に受け止められました。
ディズニーランドを始めとしたテーマパークでは
ホスピタリティこそが全てとされていますが
公共鉄道とは言え、やはり観光鉄道の側面が強い
この「RH&DH」も同様。

私がもう一度「RH&DH」に乗ってみたいと思ったのは
正にこの機関士さんにカメラを向けた時のような気がします。
ひょっとするとこの鉄道に乗りたいというよりは
この機関士さん(たち)にもう一度会ってみたいと
思ったのかもしれません。

「RH&DH」完。

2010年10月02日 9時01分

「RH&DH」ニュー・ロムニー駅

私はあまり深く考えることなく
「RH&DH」のニュー・ロムニー駅で
一旦、下車しました。

予想通り列車は20分ほど遅れており、
時間も午後1時近くなっていたため昼食を
取る事にしたのです。

下車して分かったことは「RH&DH」の中心駅は
最初に乗車した「ハイス」駅ではなく
この「ニュー・ロムニー」であること。
機関区があるだけではなく、
軽食を出すカフェがあり、
土産物を売るギフトショップも小さいながら充実しており
日本の“鉄”友用に「RH&DH」グッズを何点か
購入しました。

もしも時間が許すならばこの駅で下車し
一本遅い列車に乗車しても後悔はしないと思います。

(こぼれ話)
ここのカフェで私は「チーズバーガー」を注文しました。
ところがこれが店員さんに通じない。
「はあっ~」とため息をつく店員さんから
他の店員さんに変わったところで問題は解決。
何となくの雰囲気でしか分かりませんでしたが
どうやら最初の店員さんは私の“ひどい発音”の英語を
聞く気が無く、『分からない』と思い込んでいたようでした。
次の店員さんは一発で「チーズバーガー」を
分かってくれ、かつ、前の店員さんに何か文句を言っていたので
私としては救われた気がしました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!