2010年10月04日 18時24分

鉄道切手の世界

鉄道を趣味にする方の中で、「鉄道切手」の収集を
している方はあまり多くはないのではと
個人的には思っています。
私自身は、昭和40年代~50年代にかけて発行されたものを
少しだけ持っています。
(余談)
 私が小学生~中学生だった昭和30年代~40年代頃は
 クラスに何人かは必ず切手収集をしている人がいました。
 但し、「鉄道切手」に絞っている人はいなかった???

今日の写真ですが、私は仕事柄、毎年3月末・9月末は
決算の関係で、各所から請求書を送ってもらいます。
で、とあるタレント事務所さんからの封筒に
貼られていた切手がこれで、
日本郵便(郵便事業株式会社)が今年の6月1日に発行した
「ふるさと心の風景 第7集」(1シート10枚)の
1枚です。
原画作者は『原田泰治(はらだたいじ)』さん。
タイトルは「白糠線」。
※白糠線はご存知の通り、根室本線の白糠から分岐していた
 ウルトラローカル線で昭和58年に廃止されています。

実は、写真の左半分が黒くしてありますが
ここにも“絵”があり、それを含めて1枚の絵なのです。
※元の構図は、日本郵便のHPでご確認下さい。
分かりにくい話で恐縮ですが、
つまり原田さんが描かれた5枚の絵があり、
その1枚の半分ずつが『80円切手』となっているのです。
しかも黒塗りの左半分には「鉄道」は描かれていません。
また、他の4枚の原画についても「鉄道」風景はなく
この切手が私の手元に届いたのは正に1/10の確率であり
如何に偶然の産物であったかに
私はちょっと感動してしまいました。

ひょっとして私の「鉄」心が呼び寄せた???

(補足)
原田泰治さんは鉄道のある「ふるさとの風景」も
多数描かれており、私の敬愛する画家の一人です。
長野県諏訪市にある「原田泰治美術館」には
一度行ってみたいと思っています。

2010年10月04日 9時00分

鉄道グッズは旅の思い出

最後にこの時の旅の思い出たちです。

2階建て路面電車のモデルは「クライチ路面電車博物館」。
真ん中の2つは、「ブラックプール市電」と
「ユーロスター」のマグネットです。
コースターは、「ロムニー、ハイス&ディムチャーチ鉄道」の
グッズです。

「クライチ路面電車博物館」と
「ロムニー、ハイス&ディムチャーチ鉄道」は
ちゃんとした売店があり、実に様々なグッズを揃えており
限られた予算の中で選択に困るほどでした。
また、ユーロスターのグッズは「ウォータールー」駅の
売店に並んでおり、前の2者ほどではないものの
選ぶ楽しみはありました。

驚きなのは「ブラックプール市電」。
市電の停留所に近い観光案内所でグッズを売っている場所を聞き
確か市庁舎の一角にあったかと記憶しています。
当時、日本では『公営』交通機関による
グッズの製造販売はそれほど多くなかったと思いますが
ここは違って少なくとも「選ぶ楽しみ」があるほどは
揃っていました。

さて、写真のグッズたちの今ですが
2階建て路面電車のモデルは棚に鎮座しています。
他は日常使用でマグネットは冷蔵庫にくっついています。

(完)



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!