2010年10月06日 9時05分

鉄道切手にあった白糠線

一昨日の切手の話しに戻ると言うか何と言うか
国鉄白糠線は昭和52年2月22日に乗っています。
写真の入場券はその時のものです。

乗った列車は535D。
白糠発17:40
北進着18:24
33.1キロを40分あまりかけて乗り終わりました。
ところで肝心の北進駅で写真を撮ったはずなのですが
まだ発掘作業が出来ていません。お許し下さい。

私が乗った列車の時間を見ていただければ
分かると思いますが、既に“夜”であり、
白一色の風景すら見ていません。
乗車した時に、もう一度“昼”に乗りたいとは
思っていましたが昭和58年にそれも叶わぬ夢となりました。

正直言って、原田泰治さんの描かれた「白糠線」の切手を見て、
雪の無い季節はこんなに長閑(のどか)で
心が安らぐ風景だったんだと初めて知った次第です。

この年、就職を控え、入社したら北海道の乗りつぶしは
殆ど絶望的になるであろうと考え、
2月という時期に北海道の乗り鉄を敢行しました。
他にも白鳥や丹頂鶴、流氷を見たいということもあったには
あったのですが…。
それにしても当時、冬の北海道の鉄道は、
多少の遅れはよくあるものの意外とちゃんと運転されており
何とか予定をこなして、北海道完乗で名古屋に戻りました。

(追記)
白糠線に乗った時、終点の北進駅で
車掌さんが駅の切符回収箱を開け
「好きな切符」を持っていってよいと言われたので
私の手元には、「白糠~北進」間の切符と
「上白糠~北進」間の車内補充券があります。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!