2010年10月11日 18時54分

坂本ケーブルは日本一

天橋立・鞍馬と京都が続いたので、次はお隣の滋賀県へ。

写真は比叡山鉄道、通称「坂本ケーブル」の
「ケーブル坂本」駅です。
●比叡山鉄道の全長2025メートルは日本一!
 11分乗車します。
●乗車日は平成13年6月6日。
 「ケーブル坂本」駅発13:30に乗車。
●この日は、京阪石山坂本線の終点「坂本」駅から
 バスでこの駅まで来ました。歩ける距離ではありますが
 直ぐにバスが来たので利用しました。

毎度文化財話しで恐縮ですが、この「ケーブル坂本」と
山を登った「ケーブル延暦寺」の駅舎は昭和2年の
開業当時の姿をそのまま残しており、2駅の駅舎とも
国の『登録有形文化財(建造物)』となっています。

勿論、乗った時はそんな事とは露知らず…。

ところでケーブルカー関係の『登録有形文化財(建造物)』は
私が調べた限り、この2駅舎と
南海の高野山ケーブル「高野山駅舎」の全部で
3つしかありません。
ケーブルカーの駅舎は、開業当時から変わらない姿を
今に残しているところも多いと思いますが、
やはり建物の“見た目”の優美さ等も文化財に登録する条件に
あるのでしょうか?

話しを戻してこの駅舎、
「是非、ご自分の目でその良さをご確認してください」と
言いたいところですが、私の記憶からは
スッポリと抜け落ちています。
申し訳ありません。
「乗り鉄」なんてそんなものと自嘲気味に思ったりしています。

2010年10月11日 9時00分

鞍馬山ケーブルの帰りは「きらら」

平成16年1月11日の鞍馬山ケーブルの帰り、
叡山電鉄の鞍馬駅に着いてデナ21の向こうに
見える電車に小躍り。

何とデオ900形パノラミック電車「きらら」が
駅に入ってくるではないか。
折り返し時間は殆ど無いはずと思い
あわてて切符を買ってホームへ。
たった3枚だけ写真を撮って車内に乗り込みました。
(写真は901+902の編成)

その当時と今の時刻が変わっていないとするならば
鞍馬に13:30着で、発が13:33。
「きらら」狙いの人なら事前に調べて出かけるのが
普通なのでしょうが、何せ今回はケーブルが目的。

僅か3分間の偶然で、私は「幸運」を引き寄せました。
「たまにはこんなことも無いとやってられないね。」などと
心の中でその時、思ったかどうかは覚えていません。

ところであれほどケーブルが混雑していたにも関わらず
「きらら」の鞍馬出発時はガラガラ。
乗り込んだ時点で車内の写真も撮っているのですが
はっきり言って誰も写っていません…。

なんだかなあ・・・。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!