2010年10月17日 18時20分

神戸市営地下鉄海岸線は「ワールドカップ」直前に乗車

平成14年5月12日、「屋島」「八栗」と2つのケーブルに
乗った私は、その足で神戸に向かいました。
●JR四国バスの「高松エクスプレス神戸号」に乗車。
 高速志度発9:09(当時)
 三宮着11:22(当時)
 この時初めて「大鳴門橋」と「明石海峡大橋」を
 渡りました。ちょっと嬉しかったことを告白しておきます。
 ※今は高速道路が繋がったので所要時間はもっと短いはず。
  「八栗登山口」~「高速志度」間は公共交通機関がなく
  タクシー移動。

それはさておき、神戸に行った目的は、
神戸市営地下鉄の海岸線の乗車。
平成13年7月7日に開通していましたが、
乗りに行く時間が取れず、ついにこの日を迎えたのです。
※開通してから1年ほどほったらかしは
 休みの問題(家族との調整)もあるのでよくありました。

(神戸市営地下鉄海岸線)
「三宮・花時計前」発11:40
「新長田」着11:55

写真の『5109』の左側に掲げられたヘッドマークに注目!
と言ってもきっと判読不能ですね。
「2002 FIFA WORLD CUP KOBE」と書いてあります。

平成14年は、サッカーのワールドカップの年で
神戸の試合会場、「御崎公園球技場」は
この海岸線の「御崎公園」駅が最寄り駅でした。
そのため、当時、海岸線の車両にこのヘッドマークが
ついていました。
※「西神・山手線」の車両についていたかどうかは
 私は確認しておりません。

行くに行けなかった「神戸市営地下鉄海岸線」でしたが
結果は思いもかけぬ収穫があったといったところでした。

『待てば海路の日和あり』。

この後、新神戸発12:38の「のぞみ14号」で帰名しました。

2010年10月17日 8時01分

八栗ケーブルからの讃岐平野

ケーブルカーの楽しみは、私の場合、
上りも下りも一番麓(ふもと)側の席で風景を楽しむこと。

上りならまずは狭かった視界が徐々に広がり
風景が眼下に見え始めます。
そして街並みが遠く小さく見えるようになってきた次の瞬間、
下っていくケーブルカーとすれ違い、
あっという間にその距離が広がっていくのが好きです。

大してスピードは出ないケーブルカーも、
すれ違う時だけは「こんなに速かったっけ?」と
スピード感を感じます。
この感覚は、所謂鉄道とは一味違うケーブルカーならではと
言っても過言ではありません。
たまりませんね。
本当にケーブルカーに乗ってよかったと瞬間です。

勿論、山頂側に乗ることもありますがどちらかと言えば
例外といえます。
但し、その場合の楽しみもやはり「中間点でのすれ違い」。
後は駅の到着時の“達成感”のようなものでしょうか?

この八栗ケーブルは、規模は小さいながらも
私の思いを十分満足させてくれました。

PS.ケーブルカーの面白さ・楽しさに
もっと早く気付けば良かったとその頃思っていました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!