2010年10月19日 18時10分

桜通線6050形に『鏡』は無かった。

とある日の帰宅時。
桜通線の6050形に“ゆったり”と乗りました。
※写真は、野並駅の折り返し時に撮影。
 中村区役所行きのこの車両に乗り込んだ乗客は
 この時点で一人だけ。

以前書いたとおり、まずは『鏡』の存在の確認。
そしてシートの座り心地をチェックしました。

5両を隈なく見てきました。
やはり『鏡』はありませんでした。
「私の直感は正しかった」などと偉そうに言うことでは
ありませんが、『名古屋名物』が一つ減った気分で
少々淋しさを感じました。

一方バケットタイプのシートの座り心地ですが
6000形も、何となく一人ずつの区分はあったのですが
継ぎ目に座ってもそれほどの違和感はありませんでした。
しかし、今回は見た目よりもはっきりと
一人づつの区分を実感。
実際に乗客の方も一人ずつの座るべき場所に座っていました。
その意味では名古屋市交通局の狙い通りと言って良いでしょう。
まあ、座席の仕切りポールの存在も大きいと思います。
詳細なデータを調べたわけではないので
確たることは言えませんが、座席の一人分の幅が
少々広がった印象で、ゆったりした座り心地でした。
※片持ちシートとなったのも、車内がスッキリした感じで
 GOODです。

車内の私なりの感想は以上ですが、桜通線の新車としては
外観デザインをもっと頑張ってほしかった。

2010年10月19日 8時05分

「ラクテンチケーブル線」からの“絶景”

この写真が私の考える“ケーブルカーに乗る醍醐味”を象徴する
1枚です。

先日(17日)の八栗ケーブルの際に書きましたが
私がケーブルカー乗車時に必ず狙っていたショットがこれです。

但し、混雑時に他の乗客の方を押しのけるような野蛮なことは
しないので、必ずしも毎回このような写真撮影が
出来ているわけではありません。

ですからこの写真はある種、貴重なモノでもあります。
何故ならまずは一番麓よりに陣取ることが出来、
肝心な天候が良くなければここまでスッキリとした
見通しの写真は撮れないからです。
※ラクテンチケーブル線“上駅”⇒“下駅”乗車時に撮影。

どうですか?
麓まで降りた後も、まるでウォータースライダーのように
そのまま別府湾まで一気に滑っていけてしまいそうな錯覚を
感じませんか?

この後、日豊本線別府発12:51の「ソニック26号」に乗り
小倉に移動、そこから「八幡」まで快速電車に乗りつぎ、
北九州市の『帆柱ケーブル』を目指しました。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2010年10月
« 9月   11月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!