2010年10月20日 8時10分

北九州市の「帆柱ケーブル」は、
公共の交通機関では辿り着きにくい“鉄道”で、
途方に暮れた私は、結局鹿児島本線の「八幡」駅から
タクシーに乗ってしまいました。
平成14年5月11日&12日の乗りつぶしほど
タクシーのお世話になったことはありません。
(どこも近いのが救いでしたが…)
ケーブルカーは、この「帆柱ケーブル」に限りませんが
鉄道駅直結・直近は近鉄・南海のケーブルなど半数も無く
多少の不便は「楽しみのため」と言えども、
バスですらエントリーがしにくいのは正直、勘弁してほしい。
気を取り直して「山麓」発14:40に乗って「山上」へ。
駅名の「山麓」「山上」は、
皿倉山のそれぞれ「山麓」「山上」を結んでいるからなのですが
四国の2つのケーブルカーの駅名の
「OO登山口」「OO山上」と同じくらい分かりやすく
潔いとさえ感じました。
話しを戻して乗車時間は約5分でした。
(帆柱ケーブルの概要/パンフレットから抜粋)
●営業キロ…1.1キロ
●標高差…440メートル
●運転速度…3m/秒~5m/秒
●定員…112名
●最高傾斜…28度
●車両メーカー…スイスCWA社
写真の青色の車両には「Kanata」、
私が乗っている車両は黄色で「Haruka」の
愛称がついており、2両で「はるか、かなた」となり
他のケーブルとは一味違って好印象を持ちました。
また、私が乗ったのはこの新車両導入の翌年でもあり
近代的で良いセンスだと感心しました。
(上から目線で恐縮です)