2010年10月27日 18時27分

愛知万博で一番好きだったリニモの風景。

愛知万博に通っていた頃、
リニモのある風景で一番好きだったのが
モリゾー・ゴンドラをリニモがアンダークロスする
ところでした。
実のところ、カメラを持って愛知万博に行ったことは
殆どなく、それでもこの風景は記憶だけではなく
記録として残しておきたいと思い、敢えて挑戦した1枚です。
多分、沢山の方がこの風景をカメラに納めておられることと
思います。

しかもそのリニモは、“万博”の特別塗装車に限ります。
30分粘って来なかったら諦めようと心に決めていましたが
意外にも直ぐに来てくれてまずは一安心でした。

このリニモ100形、
2006年にはローレル賞を受賞したり、
その前年、2005年のグッドデザイン賞を受賞したりで
経歴は華やかでしたが、いつの間にかこの万博塗装車だけは
消えていきました。
そういう意味でも私にとって貴重な1枚になっています。

経営的に苦境に立つリニモですが、
今や殆ど乗る機会はありません。
私が愛知万博終了後にリニモに乗ったのはやはり仕事がらみ。
万博会場跡地に整備された
『愛・地球博記念公園(モリコロパーク)』で
中京テレビ主催のイベントが開催された時です。

開業時から、万博閉幕後の経営の困難さは取り沙汰されて
いましたが、何とか永らえてほしいと切に願っています。

2010年10月27日 9時00分

愛知万博の足はやっぱりリニモ。

平成17年(2005年)に開催された愛知万博。
名古屋で万博と言えばやっぱりこれですよね。
※もう5年も経ったことに思わぬ感慨あり。
総入場者数は約2200万人と、大阪や上海に比べるべくも
ありませんが、それでも相当に大きな数字です。

その入場者のうち、3割を超える人が
この愛知高速鉄道のリニモを利用したというデータがあり、
1編成の乗車定員244人という
鉄道としては小規模な輸送機関ではあったものの
相当頑張った結果を残しています。

このリニモに私が乗ったのは、万博が始まる少し前の
3月18日でした。
藤が丘発9:00
万博八草着9:17

私は愛知万博会場に仕事で何回か通っており、
この日も仕事で、打ち合わせの前に
「一乗り」した次第です。
万博開幕後も、ほぼ毎月、最低1回は出かけており
その往復の半分はリニモを使っていました。
※会社と万博会場を結ぶピストンバスもあり、
 残りはそれを利用。

当時、あまり知られていませんでしたが
この万博の様子は、毎日HPや携帯サイトで
動画配信されておりその関連業務を私はしていました。

実は、というのも変ですが、仕事で行っていた割には
パビリオンはあまり見ていません。
また、会場内の唯一の“鉄道”である『IMTS』も
結局乗らずじまいでした。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!