2010年10月21日 18時00分

地下鉄東山線のダイヤ改正

今、名古屋の地下鉄の乗ると、
「東山線ダイヤ改正2010.11.01START」と書かれた
ポスターの車内貼り・駅貼りが目に付きます。
※写真が桜通線の6050形なのには訳が。後ほど分かります。

どんだけすごい改正かと思い、
名古屋市交通局のHPを見てみたら…。
平日の15時台の電車を2本減らし、
23時台の電車を2本増やす2増2減でした。

それで15時台はともかく、23時台はこれまでの
8~12分間隔が上り下りとも8分間隔で統一され
私がこの時間帯で東山線に乗るときは
いつも酔っ払っているので、待ち時間が短くなるのは
はっきり言って有難いです。
また、これまでこの時間、結構混んでいたので
少しは空くであろうという期待があります。

ポスターのコピーの勢いに思わず「オッ!」と思ったものの
大改正ではありませんでした。

で、ここからが本題。
交通局のHPを見ていて、「地下鉄各駅の乗車位置変更」の
文字が目に飛び込んできました。
しかもその対象が桜通線3駅、東山線1駅で
何と桜通線がメインなのです。
●桜通線は10月29日から。東山線は10月30日から。
●写真は、乗車位置が変わらない野並駅です。すいません。
 先日折角この写真も撮影したので使いました。

桜通線で乗車位置が変わるのは
「吹上」「御器所」「桜本町」の3駅ですが、
一般論として“下車”時に便利な扉から乗車する方は
私もそうですが多いと思われます。
という状況の中、電車が駅に着き、いつも通り下車したものの
「見慣れた風景じゃない」となったら
結構ビックリするのでは?

特に御器所駅の変更は野並方面行きだけですので
私への影響は少ないのですが、
今池方面から赤池方面への乗り換え客は結構多く、
まして約15メートルという大移動ということもあり
御器所駅のエスカレーター近くの扉から乗車した方は
変更初日から当分の間は多少の混乱があるでしょう。
※車内の案内放送とかはするのかな?

でも何故、乗車位置変更かはHPの文言からは
読み取れませんでした。
個人的にはホームドアの工事の関係かなとは思いつつ…。

2010年10月21日 8時56分

品川駅から東海道線で新橋駅へ。

写真は今月12日の15:53分頃の
東海道線品川駅5番線です。

今日の話しは211系の行く末がどうだとか
京浜東北線の233系がどうだかではなく、
211系は品川駅15:55発東京行きで
品川で新幹線を下車した私が、新橋までの移動に
この電車に乗ったという話しです。

品川から新橋まで行く場合、
私は2回に1回程度、山手・京浜東北線ではなく
東海道線の電車に乗っています。
山手・京浜東北線を使わないのは「鉄ちゃん」だからではなく
意外に使い勝手が良いからです。
※但し、5分以上待つ場合はちょっと考えます。

実のところ、品川から新橋・東京へ行く際に
東海道線を利用するお客さんは(想像以上に)結構います。
私が東海道線に乗る理由としては
1)あまり混雑していない。
2)新橋までならノンストップ、
  東京でも1駅のみの停車なので
  山手・京浜東北線に比べ途中駅での乗降による
  煩わしさがない。
3)山手線・京浜東北線の新橋・東京方面は
  同一ホームではないので、
  どちらかを選択する必要がある。
  (京浜東北線が快速運転時は、新橋までの選択肢は無し)
4)数分なら電車を待ったにしても、
  到着時間に大差ない場合は結構ある。
多分、他の同類さんたちも同じなのでは?
※品川駅で、多い時は数十人が乗り込んだ経験あり。

一方、東京・新橋から東海道線で品川まで行くお客さんが
いるかとある時試してみたのですが、
さすがに品川で下車した乗客は
ほんの数人で、圧倒的に上り列車に需要があることが
わかりました。(それでも下車客がいたのには驚きましたが)

だから何なのと言われればそれまでではあります…。
お後がよろしいようで。

2010年10月20日 18時00分

「帆柱ケーブル」は五里霧中。

私が乗った「Haruka」が「山上」駅に着いた時は
ご覧の通り霧の中。

「帆柱ケーブル」の乗車後、本当はリフトに乗って
展望台に行こうと思っていたもののあっさり断念。
叡山ケーブル同様の「白さ」でした。
※今後、他のケーブルカーの話しもUPしますが
 私は本当に「霧」に“恵まれて”いました。
※天気予報はそんなに悪くなかったし、
 実際、「山麓」に着いた時は皿倉山の頂上が見えていました。
 まあ、今朝の写真では『霧の兆し』はありましたが…。

帆柱ケーブルのパンフレットに
「晴れた日の夜景が素晴らしい」と書いてありましたが
それ以前の問題でした。

話しは変わりますが、「帆柱ケーブル」乗車時に
「山麓」駅に『さくどうマップ』(九州鋼索交通協会)
なるものが置いてあり、それを持ち帰りました。
九州のロープウェイ主体のガイドマップと
思っていただければ良いのですが
そこには「ラクテンチケーブル線」の記述はありませんでした。
協会に未加盟(?)だったのでは推察しつつ、
やはり“交通機関”と言いがたく
そのポジションが分かりやすいとも思いました。

で、この帆柱ケーブルを降りた後、
そこからJR「小倉」駅まで、
西鉄の高速バス「いとうづ号」に乗りました。
何と、高速道路に「高速帆柱ケーブル」なるバス停があり
そこは、帆柱ケーブルの「山麓」駅から
目と鼻の先でした。

知っていれば「八幡」からタクシーの選択肢は無かった!!
何だかなあ・・・。

この後は小倉から新幹線に乗り、10月14日にUPした
『屋島ケーブル』に繋がっていきます。

2010年10月20日 8時10分

「帆柱ケーブル」は近代感覚があふれていた。

北九州市の「帆柱ケーブル」は、
公共の交通機関では辿り着きにくい“鉄道”で、
途方に暮れた私は、結局鹿児島本線の「八幡」駅から
タクシーに乗ってしまいました。
平成14年5月11日&12日の乗りつぶしほど
タクシーのお世話になったことはありません。
(どこも近いのが救いでしたが…)
ケーブルカーは、この「帆柱ケーブル」に限りませんが
鉄道駅直結・直近は近鉄・南海のケーブルなど半数も無く
多少の不便は「楽しみのため」と言えども、
バスですらエントリーがしにくいのは正直、勘弁してほしい。

気を取り直して「山麓」発14:40に乗って「山上」へ。
駅名の「山麓」「山上」は、
皿倉山のそれぞれ「山麓」「山上」を結んでいるからなのですが
四国の2つのケーブルカーの駅名の
「OO登山口」「OO山上」と同じくらい分かりやすく
潔いとさえ感じました。
話しを戻して乗車時間は約5分でした。

(帆柱ケーブルの概要/パンフレットから抜粋)
●営業キロ…1.1キロ
●標高差…440メートル
●運転速度…3m/秒~5m/秒
●定員…112名
●最高傾斜…28度
●車両メーカー…スイスCWA社

写真の青色の車両には「Kanata」、
私が乗っている車両は黄色で「Haruka」の
愛称がついており、2両で「はるか、かなた」となり
他のケーブルとは一味違って好印象を持ちました。
また、私が乗ったのはこの新車両導入の翌年でもあり
近代的で良いセンスだと感心しました。
(上から目線で恐縮です)

2010年10月19日 18時10分

桜通線6050形に『鏡』は無かった。

とある日の帰宅時。
桜通線の6050形に“ゆったり”と乗りました。
※写真は、野並駅の折り返し時に撮影。
 中村区役所行きのこの車両に乗り込んだ乗客は
 この時点で一人だけ。

以前書いたとおり、まずは『鏡』の存在の確認。
そしてシートの座り心地をチェックしました。

5両を隈なく見てきました。
やはり『鏡』はありませんでした。
「私の直感は正しかった」などと偉そうに言うことでは
ありませんが、『名古屋名物』が一つ減った気分で
少々淋しさを感じました。

一方バケットタイプのシートの座り心地ですが
6000形も、何となく一人ずつの区分はあったのですが
継ぎ目に座ってもそれほどの違和感はありませんでした。
しかし、今回は見た目よりもはっきりと
一人づつの区分を実感。
実際に乗客の方も一人ずつの座るべき場所に座っていました。
その意味では名古屋市交通局の狙い通りと言って良いでしょう。
まあ、座席の仕切りポールの存在も大きいと思います。
詳細なデータを調べたわけではないので
確たることは言えませんが、座席の一人分の幅が
少々広がった印象で、ゆったりした座り心地でした。
※片持ちシートとなったのも、車内がスッキリした感じで
 GOODです。

車内の私なりの感想は以上ですが、桜通線の新車としては
外観デザインをもっと頑張ってほしかった。

2010年10月19日 8時05分

「ラクテンチケーブル線」からの“絶景”

この写真が私の考える“ケーブルカーに乗る醍醐味”を象徴する
1枚です。

先日(17日)の八栗ケーブルの際に書きましたが
私がケーブルカー乗車時に必ず狙っていたショットがこれです。

但し、混雑時に他の乗客の方を押しのけるような野蛮なことは
しないので、必ずしも毎回このような写真撮影が
出来ているわけではありません。

ですからこの写真はある種、貴重なモノでもあります。
何故ならまずは一番麓よりに陣取ることが出来、
肝心な天候が良くなければここまでスッキリとした
見通しの写真は撮れないからです。
※ラクテンチケーブル線“上駅”⇒“下駅”乗車時に撮影。

どうですか?
麓まで降りた後も、まるでウォータースライダーのように
そのまま別府湾まで一気に滑っていけてしまいそうな錯覚を
感じませんか?

この後、日豊本線別府発12:51の「ソニック26号」に乗り
小倉に移動、そこから「八幡」まで快速電車に乗りつぎ、
北九州市の『帆柱ケーブル』を目指しました。

2010年10月18日 17時49分

「ケーブルラクテンチ」の入園券

「ケーブルラクテンチ」の入園券です。
もともとが見にくいのでご容赦いただきたいのですが
左側が表紙で、
「●遊園地 ●お芝居 ●動物園 ●温泉 ●のりもの
●大温室」とあり、
今時のテーマパークで言えば『パスポート』の感じでしょうか?

右側が裏面で、一番上に“ご注意”と書いてあり、以下、
「●本券はケーブルカーご乗車の際 ご提示下さい。」と
あることからこのケーブルカーの運賃は
この施設の入園料に含まれることがわかります、

また「本券をご遊覧記念にお持ち帰り下さいませ」と
あるので、この入園券は“思い出”として持ち帰り
たまにはここを思い出して『再度来てほしい』という
メッセージだったのかもしれません。
※「乗り鉄」の立場で言えば、駅員さんに『切符を下さい』と
 言わなくても良いのはそれはそれで有難いが
 これを乗車券と呼ぶには抵抗があります。私だけ?
それにしても“下さいませ”という表現は
今や化石と言っても過言では無いでしょう。

2010年10月18日 9時00分

別府国際観光時代の「ラクテンチケーブル」。

「別府国際観光」が経営していた
「別府ケーブルラクテンチ」という遊園地への足だった
「ラクテンチケーブル線」です。
これに乗ろうと思うと「別府ケーブルラクテンチ」の
入園券が必要で、乗車運賃が入園料に含まれていました。
(「岡本製作所」の経営に変わっていますが多分、同じ?)

(乗車日時)
●平成14年5月11日(土)
 ◆「雲泉寺」(下駅)12:20
  「乙原」(上駅)12:23

(このケーブルの概要)
●全長:253.5メートル
●勾配:55.8パーミル(約30度)
●車両定員:65人
●制動機:スイス ギゼライベルン式
※当時、ケーブル乗り場に掲げられていた看板から抜粋。

2両の車両には愛称があり、
写真の車両が「ぱんだ」号で、
もう一両は「はくちょう」号でした。

実のところ、昨日まで書いていた四国のケーブルの前日に
このケーブルに乗っています。
(ややこしくてすいません)

この年の5月10日(金)に、福岡市の福岡放送で会議があり、
そのまま帰るのも勿体無いので九州・四国のケーブルを
完乗することにしたのです。
(出張ついでの『乗り鉄』には、家族も割りと寛容だった)
で、福岡市天神の「福岡バスセンター」から
西鉄バス「とよのくに号」で別府に出て、
このケーブルを目指しました。

(余談)
写真での判読は難しいと思いますが
「お願い」の看板の右半分に
“乗車定員”のことが書いてあり、
そこには「乗車定員が大人で65名で満員です」とあり、
このケーブル以外で、乗車定員について
“満員”と書かれた例を私は知りません。

2010年10月17日 18時20分

神戸市営地下鉄海岸線は「ワールドカップ」直前に乗車

平成14年5月12日、「屋島」「八栗」と2つのケーブルに
乗った私は、その足で神戸に向かいました。
●JR四国バスの「高松エクスプレス神戸号」に乗車。
 高速志度発9:09(当時)
 三宮着11:22(当時)
 この時初めて「大鳴門橋」と「明石海峡大橋」を
 渡りました。ちょっと嬉しかったことを告白しておきます。
 ※今は高速道路が繋がったので所要時間はもっと短いはず。
  「八栗登山口」~「高速志度」間は公共交通機関がなく
  タクシー移動。

それはさておき、神戸に行った目的は、
神戸市営地下鉄の海岸線の乗車。
平成13年7月7日に開通していましたが、
乗りに行く時間が取れず、ついにこの日を迎えたのです。
※開通してから1年ほどほったらかしは
 休みの問題(家族との調整)もあるのでよくありました。

(神戸市営地下鉄海岸線)
「三宮・花時計前」発11:40
「新長田」着11:55

写真の『5109』の左側に掲げられたヘッドマークに注目!
と言ってもきっと判読不能ですね。
「2002 FIFA WORLD CUP KOBE」と書いてあります。

平成14年は、サッカーのワールドカップの年で
神戸の試合会場、「御崎公園球技場」は
この海岸線の「御崎公園」駅が最寄り駅でした。
そのため、当時、海岸線の車両にこのヘッドマークが
ついていました。
※「西神・山手線」の車両についていたかどうかは
 私は確認しておりません。

行くに行けなかった「神戸市営地下鉄海岸線」でしたが
結果は思いもかけぬ収穫があったといったところでした。

『待てば海路の日和あり』。

この後、新神戸発12:38の「のぞみ14号」で帰名しました。

2010年10月17日 8時01分

八栗ケーブルからの讃岐平野

ケーブルカーの楽しみは、私の場合、
上りも下りも一番麓(ふもと)側の席で風景を楽しむこと。

上りならまずは狭かった視界が徐々に広がり
風景が眼下に見え始めます。
そして街並みが遠く小さく見えるようになってきた次の瞬間、
下っていくケーブルカーとすれ違い、
あっという間にその距離が広がっていくのが好きです。

大してスピードは出ないケーブルカーも、
すれ違う時だけは「こんなに速かったっけ?」と
スピード感を感じます。
この感覚は、所謂鉄道とは一味違うケーブルカーならではと
言っても過言ではありません。
たまりませんね。
本当にケーブルカーに乗ってよかったと瞬間です。

勿論、山頂側に乗ることもありますがどちらかと言えば
例外といえます。
但し、その場合の楽しみもやはり「中間点でのすれ違い」。
後は駅の到着時の“達成感”のようなものでしょうか?

この八栗ケーブルは、規模は小さいながらも
私の思いを十分満足させてくれました。

PS.ケーブルカーの面白さ・楽しさに
もっと早く気付けば良かったとその頃思っていました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!