2010年11月02日 17時36分

小樽駅の外に出ました。

「SLニセコ号」の小樽駅停車時間中に、
外に出てみました。
●どうでも良いことかもしれませんが、
 改札で函館までの乗車券を見せ「外に出たい」旨を伝えると
 「途中下車ですか?」と確認され、
 何と乗車券に「小樽駅」の『途中下車印』を押されました。
 近年稀にみる出来事であり、私にはとても驚きでした。

この「小樽駅本屋」は、この10月14日にJR北海道が
『北海道鉄道 130周年』を記念して制定した
「鉄道記念物」の内の『準鉄道記念物』に指定されました。
※昭和9年建造で、北海道最古の
 鉄筋コンクリート駅舎だそうです。

とはいうもののこの駅舎は既に平成18年、
「JR小樽駅本屋」という名称で、
国の登録有形文化財(建物)に指定されており、
建物の真ん中にある時計の下あたりに
文化庁の銘板もあります。
因みに銘板に記載の登録番号は
「第01-0067~0068」となっています。
何で、“~”が入った2つの番号が?

ご存知の方もいるとは思いますが
「0067」は『JR小樽駅本屋』の登録番号であり、
「0068」は『JR小樽駅プラットホーム』の
登録番号なのです。
今朝UPした「SLニセコ号」が停車していた
ホーム『4番線』がまさしく国の文化財なのです。

多分、この日も大多数の人があのホームに無意識で
立っていたと思われますが、
もう少し注目されてもよいだろうというのが
私の個人的な意見です。

2010年11月02日 8時06分

小樽駅でDE15は最後尾へ。

「SLニセコ号」は小樽駅『4番線』に9:16定時に到着。
早速、『DE15 1520』は切り離され
最後尾につけられたのは9:48でした。
それでも小樽駅の出発時間は10:01なので
余裕たっぷり。

ところでその間、『C11 171』は
どうなっていたかと言うと
大記念撮影大会となっており、
子供も大人もフロントデッキの
ナンバープレートとヘッドマークの横に立ち、
ニコニコ顔で写真を撮っていました。
恥ずかしながら“私”のように一人だったり、
グループみんなで写る場合は、
JR北海道の方が撮影してくれました。
因みに、“撮影大会”の大行列は
出発直前まで途切れることはありませんでした。
ひょっとして札幌駅では、
前にDLがいたりで撮影条件が悪いので、
45分間の停車時間は『機回し』のためというよりは
このためにあったのかも。
※上の文章で察しがつきますように、
 私も“やらかして”います。しかも撮影用の制帽付きで…。
※なお、同じ時間帯で「運転台」も開放されており
 私は「火床」の写真を撮影しました。

この列車のお客は、小学校低学年位の子供を連れた家族連れや
中高年のグループが多く見受けられ、
外国人(中国人)もいました。
で、「鉄」の方はと言うと意外と少ないというか
まあそうでなければ長続きはしないわけですから
健全な姿と感じました。
とは言うものの、お父さん「鉄」が、
子供に「SLカッコいいだろう」と半ば強要してるのは
ちょっと心がくすぐられました。(笑)



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!