2010年11月08日 17時38分

「箱館ハイカラ號」見参。

平成22年10月31日(日)、
湯の川温泉の宿を8時40分に出て
まずは「湯の川」停留所まで歩き、
そこで「箱館ハイカラ號」(車番39号)の到着を待ちました。

暫くすると「駒場車庫前」発「湯の川」行きの
「箱館ハイカラ號」が午前9時過ぎに姿を現し、
函館市電の主力700形(715)との2ショットをパチリ。
●撮影場所は、「湯の川」停留所直近。

こうして比べると、「箱館ハイカラ號」の方が、
背が高く細面、全長も短そうでこじんまりと見えます。
●「湯の川」停留所は、電車1両分の長さしかないため、
 715号「谷地頭」行きの出発を待ち、
 この後、徐(おもむろ)に「湯の川」停留所に
 入っていきました。

(「箱館ハイカラ号」諸元表)
●定員…33人(710形の約1/3)
 ⇒やはり少ないですね。
●全長…9,706ミリ(710形の約4/5)
 ⇒単車の割にはボギー車と比べ、意外と長い印象。
●全幅…2,286ミリ(710形より56ミリ狭い)
 ⇒運転台部分が細いのですが、
  客室部分は外側に膨らんでいるためか、
  710形と少ししか違わないのは意外。
●全高…3,750ミリ(他の車両より50ミリ高い)
 ⇒2重屋根だから高く見えるのかな?

ところで1372ミリという珍しいゲージを
東京以外で楽しめるのは函館だけなのですが
「39号」を見ていて、車体幅に比して
線路が広く見えたのは気のせいでしょうか?

2010年11月08日 8時42分

たまには観光写真。函館の夜景は美しい。

平成22年10月30日(土)、
函館駅に降り立った私は、
まっすぐ宿に入らず、夜景を見に函館山を目指しました。
※写真は17:33頃撮影しました。

函館駅前からは17:00発の循環バス『レクサ元町』に乗車。
このバス、函館駅から「ロープウェイ乗り場」を目指す場合、
一番歩かなくて良い選択肢なのですが、
直行ではないので少々時間がかかります。
しかしその分、函館市内の主な名所をグルッと一周していくので
今、函館にどんな観光名所があるのかよく分かりました。
それにしても私の知っている昭和の時代とは違って
どれだけ新しい施設が増えたかは驚きでした。
(平成14年は市内観光をしていません)

話しを函館山の夜景に戻しますが、
ロープウェイは待ち時間なし。
何故なら、時刻表記載の時間とは関係なく、
ひたすらピストン運転だったからです。
つまり、そうでなけれ捌けないほどのお客さんがいたからです。
(下り乗車時、夜景の見える麓側に陣取るのは大変です)
多分、函館にその時間滞在している観光客の殆どが
ここ函館山を目指していると思ったほど。

さて「夜景」を見て一言。「美しい」。
それ以上に形容する言葉が見つかりません。
※ナポリ・香港と合わせて“世界3大夜景”だそうですが
 少なくとも神戸の夜景とは張り合えそうです。

最近、「鉄」で出かけていると、こうした一般的な観光地には
行って楽しむどころか、足を向けることすらありませんが
今回だけは、「行って」「見て」本当に良かったと思います。
皆さん、たまには観光も良いですよ。(自戒の念を込め)

夜景を堪能した後、「十字街」から市電に乗車し、
「湯の川温泉」へ。
1泊2食、源泉かけ流し温泉付きで6800円の宿は…、
はっきり言って泊まって良かった!
●朝食にはお約束の「イカそうめん」もありました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!