2010年11月12日 18時00分

「函館市電」と言えば、やっぱり『らっくる』号。

函館市電のエースと言えば、今や「9600型」。

アルナ車両製で純国産、日本『初』の2連接型LRVです。
まだ2編成しかないので出会えれば“めっけ物”と
思っていたら、「函館駅前」で遭遇。
とはいうものの、JR函館駅の外形写真を撮影している最中に
気がつき、あわててダッシュで「函館駅前」まで行き
交差点を回っていく「らっくる」号(「湯の川」行き)に
ギリギリで追いつきました。

よってこの写真、このサイズでは多分ばれないと思いますが
手振れを起こしておりトリミングには堪えられません。
※手振れ補正も流石に追いついていない。

ということで私はこの車両に乗っていませんので
車内の様子はわかりませんが、
平成14年に登場した部分低床電車「8101」号は
たった1両しかないにも係わらず今回、何と2度も乗っており
その経験で言いますと、特にベビーカーの乗客には
低床電車は便利な足となっていました。
ただその場合、「8101」号の乗車ドアから乗り降り
することになるため、運賃の収受は、
乗車ドアからの下車後に、運転士さんのいる降車ドアまで
乗客が移動した上で行っていました。
「らっくる」号では、その辺りは改善されたとのことで
多分、スムースに乗降が行われているものと思われます。

函館市電は、市民のみならず“観光客”の足としても
定着しており、高齢の観光客の利用も多く見られたことから
今後、9600型が増備されれば
より利用しやすい交通機関としての
ポジションを確立できると感じました。

頑張れ!!函館市電!

2010年11月12日 8時33分

函館市電で「撮り鉄」に挑戦!

写真の撮影場所は、宝来・谷地頭線の「青柳町」停留所です。
ここからは、「箱館ハイカラ號」の話しから次に移します。

丁度ここが宝来町から来ても、
谷地頭から来ても坂の頂点にあり、
SLなら“峠越え”とか言って、給気運転から
絶気運転への変わり目ということで大騒ぎするのでしょうが、
路面電車では大したことはありません。
(給気とか絶気ってこんな使い方で良かったっけ?)

ただ車両の背景を殆ど空にできる場所は、
路面電車ではあまり多くはないのでは?と、
勝手に思いながら撮影していました。
所詮コンデジで、三脚も使っていないのでこの程度で
お許し下さい。

ところで写真の716号ですが、『函館競輪場』ラッピングの
「りんりん号」です。
正面の愛嬌のある顔は、正直言って“秀逸”と思っています。

競輪場そのものは、市電で行くには
ちょっと不便な場所にありますが
以前、“日本最北”の競輪場と聞きました。

たまたま私が商業テレビ放送の会社に勤務していて
なおかつこの電車を撮影したからですが
各地のラッピング車両、実は全国規模のスポンサーではなく
ローカルのスポンサーが主体となるので地域性が見られ
面白いものが多いのです。
※7月6日にUPした長良川鉄道然り。

この「りんりん号」も、『日本最北の競輪場』の
広告ラッピングだと思うと…、どうです?
少し見方が変わりませんか?

えっ!!変わらない!そりゃそうですよね・・・。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!