2010年11月28日 18時00分

「249号」の続いては「1497号」です。
「249号」を乗り終え、屋外での展示というか
屋外に出ていたトラムの写真を撮影し、
屋内展示の車両を見に行こうと歩いていたら
この博物館の入り口に近いところに停車していたトラムの
車掌さんから声をかけられました。
どうやら今からこの電車を動かすから「乗っていけ」と
言っているのではと思い、まずは写真を1枚撮影。
この「1497号」は、地元シドニー市電のP形で
1922年(=大正11年と書くと時代を感じます)製。
●ここまで書いて、函館市電「箱館ハイカラ號」の
1910年(明治43年)製が如何に凄いかを改めて実感。
座席定員は80名で、車内中央に通路の無いタイプとはいえ
トラム1両でこんなに座れる車両があったとは驚きです。
全長は13.85メートルですので、
日本との比較では、やはり大型の部類ですが
このサイズがオーストラリアのスタンダードなのでしょう。
さてさてそうこうしているうちにトラムは出発。
森の中の小道に沿ってこちらは実に優雅に走りました。