2010年11月30日 9時07分

シドニー路面電車博物館(8)屋内展示

こちらは「宝の山」、屋内展示です。

真ん中に鎮座しているのは
シドニー市電の最初の“電車”「Cクラス」で
1896年から1926年まで使用されたとのこと。
この「249号」は、その初年度の正に1896年製で
それにしても『1926年』には運用が終わった電車に
こうして博物館でお目にかかれるのは“奇跡”に近いですね。

『1926年』と言えば、大正15年と言うか昭和元年ですよ。
これを“奇跡”と呼ばずして何と呼びましょう。
芸術としての絵画や彫刻、はたまた歴史遺産としての建造物等
当時すでに「保存」が認識されていたものならともかく、
鉄道車両で、そんなことが声高に語られていたとは
とても思えない時代です。

ところでこの博物館の収蔵車両は、
地元シドニーに限られておらず
先に掲出の「249号」のようなメルボルン市電のほか
ブリスベンの市電もありますし、
中には国外のドイツ/ミュンヘンから来た車両もあります。

一方、珍しいのものでは刑務所の犯罪者護送用車両もあり、
“じっくり見始める”と時間がいくらあっても
足りることはありません。
※25日(木)に見学時間は2時間程度でも大丈夫と
 書きましたが、探究心を持って一両ごとに検証を
 始めたら時間は全く足りません。ご了承ください。
※車両以外にも、資料・写真の展示もあり。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!