2010年12月01日 17時39分

シドニー路面電車博物館(10)顔出し看板

平成22年9月15日(水)14:20、
恥ずかしながら、普段はどんなことがあっても
絶対にチャンレジしない「顔出し看板」でパチリ。
※こういう造形物を私は「顔出し看板」と言っています。
 多分、意味は伝わるとは思いますが
 正式には何て言うのでしょう?
 『Wikipedia』で調べても出てきませんでした。
※また、これは「顔出し看板」にしては
 顔以外が“出過ぎ”などとの突っ込みもご容赦下さい。
 私は許される範囲と思っています。悪しからず。

小さな子供たちの見学も多いとは聞いていましたが
こういうものがあるとは驚き。
この博物館にいつからあるのかは分かりませんが
顔出し看板はきっと人気者なのでしょう。
日本の“文化”かと思っていましたが
そう言えば以前、タイかどこかでも見かけたことがあります。
「顔出し看板」が日本発の“文化”だったら楽しいですね。

そんな事はともかく、写真で私の左手が握っているマスコンが
確認できますでしょうか?
更に言うと、右手はブレーキレバーを握っています。

結構本式なんですね。
皆さんも「シドニー路面電車」博物館に行かれたら
是非、“恥ずかしさ”をモノともせず挑戦してください。
※8月26日にUPした「豊橋鉄道」の車庫で撮影した
 写真に、看板がくっついた感じですね。
 豊橋鉄道でもこんな「顔出し看板」があったら
 “楽しかろう”にと思わず思ってしまいました。

2010年12月01日 8時29分

シドニー路面電車博物館(9)長崎電軌の車両発見

この博物館に“いる”とは聞いていましたが、
旧・長崎電気軌道「1054号」です。

この電車のあらましですが、昭和27年製で
元々は仙台市電「モハ121号」としてデビューし、
その後、昭和51年に仙台市電が廃止されると
台車を履き替え(1067ミリ⇒1435ミリ)て
長崎までやってきました。

その後、平成2年に廃車になり、
平成4年にここシドニーの地に安住の地を見つけました。
なお、お輿入れの際、この博物館の規格に合わせ
ポール集電に改修されています。
とはいうものの、元々はポール集電だったので
元に戻ったということでしょうか?

私は仙台市電の現役時代には間に合っていませんが
長崎電軌は、昭和54年5月24日に全線を乗っています。
ひょっとして“1050形”(万が一にも1054号)の
「現役時代」の写真があるのではと思ったものの
残念ながらの結果でした。
というよりもそもそも長崎電軌の写真が
殆ど発掘できませんでした。

ということで、長崎でひょっとしたら出会っていたかもしれない
「1054号」に別れを告げ、この展示館を後にしました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!