2010年12月05日 18時00分

『世界一』の「乗り物」改め「ケーブルカー」(2)座席。

さて、ケーブルカーの座席ですが、
体を固定する“バー”みたいなものもあって
どこからどう見てもジェットコースターの
座席にしか見えません。
●この“バー”は、ジェットコースターとは違って
 椅子に座ると体を押さえるという事はありません。
 “握り棒”の親分と思ってください。
 『ひょっとして』と期待した方、残念でした。
 ただ、乗車した時から下車するまで
 私はこの“握り棒”を掴みっぱなしでした。
 (ケーブルカーでこんな経験は当然ながら『初』)

一列に2~3人ほどが座ることが多く、これが確か7列。
車両は3両連結でした。

この先頭の席は、当然の事ながら大人気で、
乗り場のゲートが開くと争奪戦です。
私はその席は断念し、後ろの方にしか陣取れませんでした。
●因みにこの写真は、下車終了後にそそくさと撮影したもの。
 とてもお客さんが多く、のんびり撮影など出来ません。

この椅子の座り心地は、見た通りで良い訳がありません。
でもこれを車両と思わず、一つのアトラクションと思えば
これで良し。乗車時間は僅か2分ほどなので
『乗り心地』がどうとかいうレベルではありません。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!