2010年12月05日 9時00分

写真は『ブルー・マウンテンズ』のエリアにある
とあるアトラクションとさせていただきます。
急傾斜を下るところなど、どこからどう見ても
ジェットコースターですが、それにしては
やけに横幅が・・・広い!
実はこれ、2本のレールの上を走る立派な鉄道なのです。
※所謂、鉄道事業者の鉄道ではありませんが…。
何となく急勾配であることからお察し頂けると思うのですが
信じ難いことにケーブルカーです。
これが存在するのは、世界遺産『ブルー・マウンテンズ』内の
「シーニック・ワールド」という自然探索観光施設です。
●シドニーから西へ約100キロ、電車で約2時間で
最寄り駅は「Katoomba」(カトゥーンバ)です。
(このケーブルカーの概要)
●正式名称…シーニック・レイルウェイ(Scenic Railway)
※通称は『トロッコ』だそうです。
『トロッコ』とは程遠いイメージですが…。
●路線延長…415メートル(公式HPによる)
※毎度のことですが、乗り場の係員に聞いた路線延長は
430メートルでしたが、上記では「公式HP」の
数字にしました。
●標高差…250メートル(乗り場の係員に聞いた)
●斜度…52度(乗り場の係員に聞いた)
●速度…時速15キロ(乗り場の係員に聞いた)
ところで、「乗り場の係員の方に聞いた」と書いていますが
正確には、「このトロッコのことを教えてほしい」と
係員に話しかけたら“立て板に水”で、
上記のことを教えてくれ、ご丁寧にも私のメモも
確認してくれました。
結構、聞かれているのでしょうね。
それはさておき、タイトルの「世界一の乗り物」とは
上記の「概要」で既にお察しの通り、
斜度が“世界一”ということ。
「シーニック・ワールド」のHP(日本語版)にも
しっかり『世界一の急勾配を駆け下るトロッコ電車』と
書かれていました。
※「“電車”って何よ」と突っ込まないで下さい。