2010年12月06日 7時06分

『世界一』のケーブルカー(3)いよいよ出発。

いよいよ出発です。
何故か、「インディー・ジョーンズ」のテーマ音楽が
発車の合図です。
(皆さん、思いっきりイメージを膨らませてください)

まあ、お約束というか「急勾配」を“惰性?”で駆け下りる
『トロッコ』ということでこのメロディーなのでしょうが、
乗客たちには思いのほか受けていました。
というより一番受けていたのは私かも…。
※映画を知らないと、この音楽で“笑い”は起きません。

車両の後ろにあるケーブルが
ケーブルカーたる所以だったするのでしょうが
いささか私の常識の枠を超えた形状をしており、
これが果たしてケーブルカーなのだろうかと
疑念を持ってしまうほどです。

ところで「シーニック・レイルウェイ」の名前の所以ですが
シーニック・ワールドのHPを要約すると
「19世紀のイギリスの遊園地の乗り物で、
馬や人力(後に蒸気)で引き上げ、
一気に降下させていたものがあり、
その線路沿いに風景や動物の絵があって
“シーニック・レイルウェイ”と呼ばれており、
その名称が広く使われるようになった」とのこと。
この地で楽しめるのは“絵”ではなく
“本物”の風景なのですが同類ということからか
「シーニック・レイルウェイ」と呼んでいるようです。

確かにこのケーブル乗車中、一昨日UPした
『ブルー・マウンテンズ』の風景に近いものが、
短い時間というより瞬間ですが見られます。

(備考)
ここ「シーニック・ワールド」には
「レイルウェイ」の他にも「ケーブルウェイ」と
「スカイウェイ」という2つの乗り物があります。
両方とも『ロープウェイ』であり、
「ケーブルウェイ」はやや紛らわしいと感じました。
まあ、そんなことを考えるのは私くらいでしょうが・・・。

    

    ADVERTISEMENT

    電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
    稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

    カレンダー

    2010年12月
    « 11月   1月 »
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  

    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!