2010年12月08日 18時14分

祝!!東北新幹線全線開業!新青森駅。

「新青森」駅の到着直後にパチリ。
ホームドアの中と言うか外と言うかはともかく
駅員さんの了解を取って撮影しました。
東海道新幹線では考えられませんが、
まあ、開業直後の「新青森」であるが故の柔軟対応?

この『東北新幹線全線開業』の地元の熱気は
既に報道されている通りで物凄い状況になっており、
青森市に本社のある新聞社「東奥日報」は全20ページ、
弘前市にある「陸奥新報」でも全16ページの
開業特集版を発行しているほど。
「県民の夢乗せ発進」などの大見出しに心惹かれました。
※「弘前」駅の改札内に山積みされていたので
 思わず持ち帰ってしまいました。

ところでこれ以前に“鉄道”で青森に来たのは
何時だったのだろうかと思って調べてみたら
昭和55年3月30日(日)でした。
【この日の行動】
1)常磐線「日暮里」発5:12 451M
  常磐線「平」着8:40
2)常磐線「平」発8:44 241レ(客車)
  東北本線「仙台」着12:09
3)東北本線「仙台」発13:18 1533レ(客車)
  東北本線「青森」着22:37
当時の普通列車は、3列車乗り継げば、
東京から青森まで行けたんですね。隔世の感ありです。

さてさてこの行動、実は取材でした。
この時、“レイルウェイ・ライター”の『種村直樹』さんが
読者の方と日本最西端の駅(平戸口)から
最東端の駅(東根室)まで普通列車だけを乗り継いで向かう旅を
続けており、その全行程を「日本テレビ」の
ドキュメンタリー班が密着取材。
その中で上記の区間のカメラを私が担当していたのです。

それにしても最速列車で「3時間20分」時代が来るとは
その頃は考えもしませんでした。

2010年12月08日 8時05分

祝!!東北新幹線全線開業!八戸駅。

12月4日(土)、東北新幹線が遂に全線開業しました。
初日は『強風』でダイヤが乱れましたが、
これからは『順風』であってほしいと切に願っております。
●この開業の話題は様々なメディアで報じられているので
 今回は私の個人的な「東北新幹線全線開業」話しを。

ということで、早速12月6日(月)に新規開業区間の
「八戸」~「新青森」間を乗ってきました。
乗り込んだのは『はやて93号』、「盛岡」発「新青森」行き。
その列車に「八戸」駅から乗り込みました。
※写真は、「八戸」駅に入線する『はやて93号』。
 この列車は『はやて』ではただ一本の“普通車全車自由席”。
※「八戸」に来たのは平成15年3月2日、
 東北新幹線「盛岡」~「八戸」間を乗車して以来。

私は先頭車の写真を撮った都合でそのまま“10号車”に
乗り込みましたが、「盛岡」始発にも係わらず列車はガラガラ。
写真では乗客が並んで待っていますが、
実質、「八戸」始発と言っても過言ではない状況でした。

そして『はやて93号』は「八戸」を7:28定時出発。
「新青森」には7:56定時到着。
“複線断面”の『地上トンネル』では
世界最長の八甲田トンネル(全長26,455メートル)は
正直言って「とにかく長い!」の一言。
「いつ出るのだろう?」と窓外をズーっと眺めていました。

ところで何で「八戸」から?
実は前日の12月5日(日)、大宮の「鉄道博物館」に
“初”乗り入れをしており、そのまま『はやて』乗車だと
新線区間が日没後になってしまうため、
「八戸」で一泊という選択をしたのです。
それと、この日のこの後のスケジュールもこの選択の
重要なポイントでした。(この話しはまた後日)



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!