2010年12月15日 8時55分

津軽鉄道の「腕木式信号機」。

津軽鉄道「津軽五所川原駅」では、
「腕木式信号機」が現役です。

「津軽五所川原」の出発時に、ひょっとして“現役?”と
いう気がしたので、帰りの気動車では
先頭の貫通扉の直ぐ後ろに陣取り、
「津軽五所川原」駅の「腕木式」入場信号機を撮影しました。

金木駅では時間が無かったので確認していませんが
多分、同様の「腕木式」入場信号機があるはずです。

それにしても昭和の時代はこの光景が普通だったのですが
やはり安全面から考えても時代の遺物なのでしょう。
津軽鉄道レベルと言ったら叱られそうですが
閉塞区間が2つに限られているのが残った理由でしょう。
はっきり言って『感動』モノです。

ところで地元岐阜県の明知鉄道で、平成16年まで「腕木式」が
使われていたのも結構凄すぎると私は思っていたのですが
そういう意味では日本最北端の私鉄は
『只者では無い』と感じざるを得ません。

(余談)
明知鉄道の「ごくろうさま 腕木式信号機」記念列車の
ヘッドマークは今も明知鉄道の車庫に残っています。
気動車の体験運転に参加するとご覧いただけます。
また岩村駅には当然、現役ではありませんが
今も「腕木式信号機」が残っています。
青森まで行くのは大変ですが、岐阜なら身近ですよね。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!