2010年12月20日 8時56分

最近、駅頭にその地に因んだモニュメントが作られることが
結構あります。
「大鰐温泉」駅では、大きなピンクの『ワニ』がお出迎え。
可愛くって面白くってなかなか良い感じです。
でも「作れば良いってもんじゃないでしょう」と
言いたくなるのがこのピンクの『ワニ』。(笑)
普通は何かしら「地元」に所縁(ゆかり)があるものが
多いのですが、ここのは地名「大鰐」と『ワニ』は
単なる語呂合わせとしか思えない。
そこで「大鰐」の地名がこの『ワニ』と関係するはずは無いと
感じた私は「大鰐町」の“町名の由来”を調べてみました。
ありました。大鰐町役場のHPに“町名の由来”が。
●そもそもはるか昔、大きな阿弥陀如来があった。
これが大阿弥陀(おおあみだ)と呼ばれていた。
●その「おおあみ」が「おおあね」に変化。
●最終的に、『山椒魚=鰐(わに)』の大きなモノが
棲んでいた伝説から『大鰐』の地名になった。
●江戸時代からこの「大鰐」の地名がある。
要約するこんな感じでした。
『どうせだったら「大きな山椒魚」のモニュメントしたら
良かったのに』というのは簡単ですが、
写真の様な“愛らしい”形状にすることは難しかったでしょう。
まあ、ご愛嬌ということで・・・。