2010年12月22日 18時04分

関東平野大縦断の旅(E231系)。

写真は小田原駅停車中のE231系です。
定時運転であれば小田原発15:04、高崎着18:01。

「湘南新宿ライン」については今更説明することは無いのですが
昭和世代の私にとって、東海道線(横須賀線)と
高崎線(東北線)が直通運転するなど
未だに信じられない状況です。
※その前に、横須賀線と総武線の直通も私には時代の変わり目を
感じさせるだけのインパクトがありましたが
さすがにこちらは「いつの時代の話しだ」と言われそうですね。

ところで今回、「湘南新宿ライン」は
ほぼ全線で混んでいることもあり、さすがにロングシートは
“辛かろう”と考え、950円也を別途支払い、
グリーン車の2階席に乗り込みました。
(「なあ~んだ」という声が聞こえそうですね)
先に書いた奥羽本線の701系ではロングシートで耐えましたが
こちらには“逃げ場”があって本当に良かったです。

12月3日と言えば、関東地方では「強風」が吹き荒れ
各地で列車が止まったりしていました。
この『3660E』も、小田原は定時だったのですが
国府津を出て直ぐにノロノロ運転となり
更に強風の影響で各路線が遅れていることもあって
遅れはドンドン広がり、高崎駅にはそれでも予想より早く
30分弱の遅れで到着しました。
●途中の「上尾」で、本来はこの電車の後続で
出会うことの無い929M(前橋行き)を追い抜くなど
普段は体験できないこともありましたが、
利用客の皆様ご苦労様でした。

もう一つだけ!グリーン車の話しですが
大船~大宮間は結構乗客が多く、しかも都心部で降りずに
直通で乗る人が意外に多い印象でした。発見です。
※グリーン車なら「大船」~「大宮」間を
もう一度乗っても良いかなと思っています。
今回は大都会の風景を堪能しようにも既に日没後だったので…。

2010年12月22日 9時04分

関東平野大縦断の旅(乗車券)。

平成22年12月3日(金)、「東北新幹線」開業の前日に
「新宿湘南ライン」3660E小田原発高崎行き『特別快速』で
関東平野を縦断しました。

奥羽本線の大鰐温泉~秋田間の136.6キロより
実ははるかに長い距離を乗り通しています。

写真の乗車券は、『新宿湘南ライン』に乗ることを
ちゃんと申告した上で購入していますが
経由は最短距離の「東海道・相模・横浜・八高・高崎線」経由と
なっており、2,940円也でした。(163.8キロ)

さて、では実際には何キロを乗ったのでしょう?
JTB時刻表掲載の「東海道本線」(小田原~大船)
「湘南新宿ライン」(大船~大宮)、
「高崎線」(大宮~高崎)の距離を合算すると188.9キロ。
一方、ネットで調べると
1)「えきから時刻表」⇒198.5キロ。
2)「乗換案内」⇒189.8キロ。
3)「るるぶ.com」⇒192.7キロ
さあ、どれが正解なんでしょうか?
この違いが出る理由は何となく分かってはいるのですが…。

ところで乗車券代は180キロが境目になっており
乗車した実キロで計算した場合は何れにしろ3,260円。
まあ、あまり得した気分にはなりませんでしたが…。
それよりもこちらの乗車券のルートに乗ってみたくなりました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!