2010年12月24日 8時09分

日本車両製造(以下、日本車両)では、今年、新幹線電車の
総製作両数が3000両を突破しました。
※国内メーカーでは初。現在のJR各社の新幹線電車を含む。
※2010年9月17日現在で3004両。(試験車両は含まず)
日本車両のHPを参照しています。
そして、ご存知の方も多いと思いますが9月17日には、
「新幹線電車製作3000両達成記念式典」も
日本車両豊川製作所で執り行われ、
これを記念して『日車夢工房』からも、
「ネクタイピン」「ハンカチ」「ネックストラップ」を
セットにしたグッズが3,150円で発売されました。
(限定500セット)
下段の写真は、その中の「ネクタイピン」で、会社の上司から
私にプレゼントされました。(ありがとうございます)
記念すべき車両となったのが「N700系Z57」編成で
あることがちゃんと分かるようになっているのが嬉しいですね。
※「芸が細かい」といった方があたっているかな?
一方、上段の写真は「日本国有鉄道」が
『東海道新幹線開業記念』として製作し、
関係者に配った記念の「ネクタイピン」です。
※こちらも会社の大先輩が定年退職された際、
私はわざわざ呼び出され、『最後のお小言』かと思いきや
プレゼントされたものです。
私にとって「最小」で『最大』の宝物です。(多謝)
実はもの凄く小さいもので縦横1センチずつ。
0系新幹線の象徴である“団子鼻”は直径5ミリです。
しかし、小さいながらもその“団子鼻”は『真珠』であり
その他の全体の質感も含め、当時の国鉄(というより日本)が、
どれだけ「“夢”の新幹線」に期待していたかが
手に取るようにわかります。
今や「夢の新幹線」も流石に「夢」ではないとは思うものの
それでも「日本の象徴」であることは間違いないでしょう。
日本車両では開業時の「0系」から最新の「N700系」まで
作り続けており、こうして「上のネクタイピン」と
「下のネクタイピン」を見比べていると
新幹線電車の歴史を感じます。
また「愛知県豊川市」の工場での偉業達成は
『地元』企業ということもあって本当に誇らしく思います。
※「0系」は、今はなき「蕨工場」で作られていたというのも
今になれば懐かしい思い出ですね。