2010年12月27日 18時04分

「碓氷峠鉄道文化むら」EF63運転体験(5)東京屋

平成22年12月4日、翌日の「碓氷峠鉄道文化むら」での
“EF63運転体験”本番に備え、「文化むら」の紹介で
目の前にある「碓日のお宿 東京屋」に宿泊しました。

上の写真がその外形で、下の写真は部屋から見た
「碓氷峠鉄道文化むら」です。
全部で5部屋のこじんまりしたアットホームな旅館で、
料理も美味しく、
私を含め初対面の3名(“EF63運転体験”参加者)の
“鉄”話しも楽しい夕餉となりました。

ちょっと驚いたのは、もう一組の“鉄”ではない
ご夫婦の宿泊客で、「旧中山道」を歩いているとの事。
宿の方に話しを聞いたら、この旅館の宿泊客は“鉄”も多いが
実は「旧中山道」を歩いている方も多いそうです。
それも殆どの方が「東海道」を既に完歩しているそうで、
つまり、「東海道」を達成したら、
次は「中山道」ということのようです。
こんな話しを宿泊客同士でできるのもこの宿の良さですね。
※「旧中山道」を『いちにちじゅうやまみち』と読んだ
 某放送局のアナウンサーの話しはテレビ業界では
 有名な話しですが、『言い得て妙』とも言えますね。

話しを戻しますが、「私は乗り鉄」ということは
プロフィールにもある通りですが、
私が、まず最初に全線乗ったのは『国鉄』、
次に『私鉄』(路面電車を含む)、
最後に『ケーブルカー』という順番でした。
東海道を『国鉄』に例えるなら、このご夫婦は
正に『私鉄』の完乗を目指している最中?
思わず別の意味で親しみを感じてしまいました。

●この宿のご主人のお父上は、国の重要文化財「旧丸山変電所」に
実際に勤務されていたということで
「碓氷峠」越えの鉄道に関する資料もお持ちです。
また、食堂には「アプト」の模型もあり、
“EF63運転体験”をされる方はここに一泊することを
お勧めします。楽しいですよ!

また、12月23日にUPした
「新宿湘南ラインを信越線にまねこう!!」の署名活動の話しも、
ここで教えてもらいました。

    

    ADVERTISEMENT

    電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
    稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

    カレンダー

    2010年12月
    « 11月   1月 »
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  

    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!