2010年12月21日 18時09分

一方、名古屋の地下鉄は統一の兆し?

9月4日のこのブログで、名古屋市営地下鉄の乗務員さんの
いる場所の正式名称は『運転室』、それとも『乗務員室』という
問題提議をさせていただきました。
今回、その名称が統一される兆しが出てきましたので
ここにご報告します。
※仰々しい物言いですが「言葉遊び」と言う事でお許し下さい。

なおこのブログをお読みいただいている皆様に
予めお伝えしておきますが
この件について交通局の発表は無く、
又交通局への取材・確認もしておりません。
所詮、私見ということでお許し下さい。
(誰も気にしていない???)

左側の写真は、9月4日にもUPしたこれまでの車両で、
右側の写真は桜通線用の「6050形」です。
実は「6050形」では『乗務員室』の文字はあっても
『運転室』の文字はどこにもありません。

これまでの車両で『乗務員室』の標示は
ご覧の様にドアのガラス部分にあり
そのドア上部に『運転室』のプレートがありました。
一方、6050形では、“ドアガラス”部分には何の標示も無く
ドアの上のプレート2種が『乗務員室』の名称で
統一されていました。
多分、今後新しく導入される車両から
『乗務員室』で統一され、いつか『運転室』は
無くなるのであろうと推察されます。

東山線で増備が進んでいるN1000形は
どうなっているのだろう?

2010年12月21日 9時07分

秋田駅の「無効」印。

大鰐温泉から2時間超の難行苦行を終え
秋田駅で乗車券を記念にもらいました。

青森県とは違って昔懐かしい「無効」印。
※「昔懐かしい」と思わず書いてしまいましたが、
 他のJR各社の「無効」印は相変わらずこれのはずなので
 この言葉は取り消します。
一方、大鰐温泉の改札印はこれまで「新青森」等で
見たものと同じ。

今月9日に「乗車記念」という名の「無効」印の話しを
UPしましたが、ここに来てやや“ガッカリ”しつつも
一方で「ホッ」としました。
『やっぱりこれでなくっちゃ「切符を収集」した気分が
出ない』というのが本音ですね。

ひょっとして「青森県」はJR東日本内の担当分けでは
「盛岡支社」で、「秋田県」は「秋田支社」という
影響からこの違いがあるのでしょうか。
つまり盛岡支社管内と秋田支社管内で
改札印・無効印(乗車記念印)が異なるのではと言うのが
私の推理です。

誰か知っている人はいませんか?

ということで「東北新幹線全線開業記念」東北ツアー終了です。

2010年12月20日 18時09分

大鰐温泉から701系で秋田へ。

大鰐温泉から秋田へ701系に揺られて向かいました。
1664M「大鰐温泉」発15:06。「秋田」着17:25。

悪名高いというか、評判の悪さでピカイチの
ロングシート長距離普通電車に敢えて“挑戦”しました。
しかし“挑戦”などするものではないと直ぐに後悔しました。
それでもこの1664Mなどはまだ考えようによってはましで
同じ奥羽本線の650Mなど青森~秋田間を3時間超えの
ロングシートは考えれません。

この1664Mは「大舘」までワンマンで、
そこからは通学列車で込み合うため車掌さんのいる
ツーマン電車となります。
それにしてもそもそもワンマンの長距離列車も信じられません。
※ワンマンからツーマンに変身する電車への乗車は
 初めての経験でこれは「成程」でしたが…。

そのワンマン区間の「津軽湯の沢」~「陣場」間の
青森・秋田県境はほんの数人しかお客がおらず
だだっ広く、見通しの良すぎる車内は寂寞感が漂っていました。

一方、大舘から秋田までは断続的に高校生が乗り降りし、
座席に座りきれず秋田到着時も立っている乗客がいました。
客車列車の時代なら、採算性は悪いとは思うものの
多分4両以上は繋いでいたはずで、
立っている乗客はそんなにはいなかったのではないでしょうか?

結論…701系で長距離を乗り通すものではない。
ロングシートでは居場所が無く落ち着かない。
トイレに行くのも少々…。同じ701系でもセミクロスなら…。
もう笑っちゃうしかなかったですね。

しかし、驚いたことに私以外にサラリーマン風の方が1人、
大鰐温泉よりも前から乗車し、秋田まで乗り通していました。
私のような『モノ好き』で無いことだけは確かそうでした。

昭和52年頃は単線区間も多く、優等列車・貨物列車との
交換で時間はかかったものの、息抜きの時間はありました。
今や複線の多いこの線を突っ走る電車にはそんな余裕すらなく
ただただ乗り続ける“修行の場”でしかありませんでした。

まあ、元々長距離鈍行客車列車の多い路線だったことが
私の印象を作っていることは否定しませんが…。

2010年12月20日 8時56分

大鰐温泉駅のモニュメント。

最近、駅頭にその地に因んだモニュメントが作られることが
結構あります。

「大鰐温泉」駅では、大きなピンクの『ワニ』がお出迎え。
可愛くって面白くってなかなか良い感じです。
でも「作れば良いってもんじゃないでしょう」と
言いたくなるのがこのピンクの『ワニ』。(笑)

普通は何かしら「地元」に所縁(ゆかり)があるものが
多いのですが、ここのは地名「大鰐」と『ワニ』は
単なる語呂合わせとしか思えない。
そこで「大鰐」の地名がこの『ワニ』と関係するはずは無いと
感じた私は「大鰐町」の“町名の由来”を調べてみました。

ありました。大鰐町役場のHPに“町名の由来”が。
●そもそもはるか昔、大きな阿弥陀如来があった。
 これが大阿弥陀(おおあみだ)と呼ばれていた。
●その「おおあみ」が「おおあね」に変化。
●最終的に、『山椒魚=鰐(わに)』の大きなモノが
 棲んでいた伝説から『大鰐』の地名になった。
●江戸時代からこの「大鰐」の地名がある。
要約するこんな感じでした。

『どうせだったら「大きな山椒魚」のモニュメントしたら
良かったのに』というのは簡単ですが、
写真の様な“愛らしい”形状にすることは難しかったでしょう。

まあ、ご愛嬌ということで・・・。

2010年12月19日 18時00分

弘南鉄道の駅名票。

弘南鉄道大鰐線「石川駅」の駅名票です。
実はこの中にある矛盾が隠されています。

などと大仰に言う必要はないのかもしれませんが
「いしかわ」のローマ字表記は『ISHIKAWA』。
次駅の「いしかわぷーるまえ」の「ローマ字表記」は
『ISIKAWA・・・』。
「いしかわ」駅の『し』は“ヘボン式”表記の「SHI」、
そして何故か「いしかわぷーるまえ」駅の『し』は
“日本式(訓令式)”表記の「SI」なのです。

最近は、パスポートやクレジットカードのローマ字表記を
“ヘボン式”で書いたり、JRや大手私鉄の駅名表記、
また固有名詞もいわゆる英語の発音に近い“ヘボン式”が
使われることが多く、“日本式”は
「最近見かけなくなったなあ」と思っていたのですが、
ここ津軽の地でお目にかかるとは少々驚き!

別段“日本式”表記が『誤り』ということではありません。
私が驚いたのは“日本式”と“ヘボン式”の併用で
会社としての統一性(一貫性)が全く無いことにです。

因みに「いしかわぷーるまえ」駅の駅名票の「し」の字の表記は
「いしかわぷーるまえ」も次駅の「いしかわ」・「さばいし」も
全て「SI」です。
そもそもこれに気付いたのは「ちとせ」駅の「ち」の字の
ローマ字表記が「TI」になっていたからで
『珍しいなあ』と思ったのがきっかけだったのですが
普段何気なく見ている“駅名票”も『奥が深い』と
感じた1件でした。
※そもそも漢字表記の無い駅名票も十分珍しいのですが…。

2010年12月19日 9時00分

弘南鉄道大鰐線に久しぶりに乗りました。

平成22年12月6日、
「いったい何年振りなんだろう」と思った弘南鉄道乗車です。
弘南線は昭和52年8月31日、大鰐線は昭和52年9月1日に
乗っています。今回は時間の関係で、大鰐線だけ乗りました。

写真の「中央弘前駅」は、
「何でこんなところに駅があるのだろう」と
確か33年前にも思った記憶が蘇りましたが
今回も同様の感想を持ってしまいました。
どうしてもターミナルは「国鉄~JR」の駅や
単独立地なら西日本鉄道の「西鉄福岡」の様な商業の中心地に
構えるというのが私のイメージなのですが、
ここはそのどちらにも当てはまらない気がします。
同様の例をあげれば「北陸鉄道」の『野町』や
「熊本電鉄」の『藤崎宮前』でしょうか?
まあ、川沿いの立地はそれなりに風情はありますが…。

車両は様変わりで、すっかり「東急」の支線みたいな
感じになっています。
写真は元東急の7000系で、本当ならば6000系に
乗りたかったのですが、もうあまり走ることは無いようです。

(参考)
昭和52年に乗った列車。
●中央弘前発6:40 弘南大鰐着7:11
今回乗った列車。
●中央弘前発14:30 大鰐着14:58
JRが「大鰐」から「大鰐温泉」に改称したのは有名ですが
弘南鉄道の「弘南大鰐」が「大鰐」に改称されたのは
あまり知られていないんだろうなあ・・・。

2010年12月18日 17時46分

弘南鉄道の入場券。

弘前ということで昭和52年に弘南鉄道に乗った当時の
入場券です。
私は「弘南黒石」と「中央弘前」で購入しています。
※今回は入場券を購入していません。

長く「乗り鉄」を続けていると『運賃変更』の押印は
そんなに珍しいものではありませんが、
さすがに『駅名』が押印という入場券は
私のコレクションでもこれ一枚です。

入場券を集めている方は多いと思いますので
もしもこうした事例をご存知の方がいらっしゃいましたら
教えてほしいのですが相当な珍品ではないでしょうか?

この存在は、多分、弘南鉄道の駅で入場券を
発行すること自体があまりにも少ないので
都度対応するための方策として生まれたのでしょうが
「国鉄~JR」のみならず、地方の小私鉄でも
有人駅で発行する入場券を含む乗車券類は印刷物だったので
「ここまで合理化するか!」という気持ちはさておき、
当時既に、止むに止まれぬ状況だったのかもしれません。
因みに裏面の発行「No.」は“0974”でしたので
それなりにこれが使われていたことがわかります。
※軟券乗車券で、発駅の部分がスタンプの事例は
 あったと思いますが…。

ひょっとして以前の入場券が無くなり、
新料金の入場券の印刷が間に合っていないための
緊急避難だったかもしれませんが…。

2010年12月18日 9時17分

閑話休題、弘前駅にて。

平成22年12月6日、津軽鉄道の「ストーブ列車」乗車後、
弘前駅に来たら、こんな可愛い模型が出迎えてくれました。
HB-E300系「リゾートしらかみ 青池」です。

横の看板に『リゾートしらかみ 青池ハイブリッド
12月4日DEBUT!』とありましたから
随分前から展示されていたものと思われます。

ちゃんと線路まで引いてあり、なかなかの力作です。
JRが作ったのか、それとも弘前市なり市民の方が
作ったかまでは残念ながら分かりませんでしたが
誰が作ったにしろ、この車両にかける地元の熱意を
感じずにはいられませんでした。
もう一つ言えば、「東北新幹線 新青森開業」への
期待感の表れかも知れませんね。
特に、模型もさることながら看板の“花”が
『青池』カラーというのも芸が細かくて好感が持てました。

私は車両(模型)だけを撮影しましたが、
『青池』と一緒に撮影している観光客の姿も見られ
ちょっとした名物状態でした。

弘前の町は、もともと津軽の中心地だったのですが
弘前県が青森県になりその中心は青森市に移っています。
しかし、青森県の国立大学は「弘前大学」だったりして
それなりに存在感はあるのですが、今一歩の印象は否めません。
こと交通に関しても、昭和の時代に地方都市と
東京を初めて結んだ夜行高速バス「ノクターン」号の
大成功が話題になりましたが、鉄道は地元の足ではあるものの
長距離の移動手段としての影は薄かったと言わざるを得ず
旅をする人にとって決して存在感がある町とは言い切れません。

それだけに今回の「リゾートしらかみ 青池ハイブリッド」は
鉄道活性化への“地元期待の星”かもしれませんね。

2010年12月17日 18時14分

JR九州の平成23年春ダイヤ改正。

今日、JR九州が平成23年3月12日(土)の
ダイヤ改正を発表しました。

当然、その中身は「九州新幹線全線開業」が中心であり
まあ、これが全てと言っても過言ではありません。

その内容は鉄道雑誌のみならず、一般のテレビ・新聞等でも
詳しく報道されるでしょうからそちらでご確認頂ければ
良いのですが…。

私が気になったのは、「800系」のデザイン変更。
これも今日付けでJR九州のHPにさりげなく出ていたのですが
『800系新幹線は、全線開業後に「つばめ」や「さくら」として
運行いたします。そのため、現在、車体に標記されている
「つばめ」「TSUBAME」標記を・・・変更します。
平成23年1月より順次・・・。』とありました。

ということはこの写真で言えばセンターの
「つばめ TSUBAME」のロゴデザイン、
更にいうと乗務員ドアの向こう側の“カッコいい”ツバメの
デザインもあと少しで見納めということ。

九州新幹線全線開業時に、列車の名称が増えるので
「このマークは無くなるんだろうなぁ」と
予想していたとは言え、やはり残念でなりません。
写真には写っていませんが、特に先頭車の先端の“つばめ”の
マークや、赤いラインから繋がって飛翔する“つばめ”は
私はJR九州らしさの象徴であるとまで思っていたので
この現実は受け入れ難いものがあります。

サイドの大きな「表示」が新しいロゴに切り替わるのは
止むを得ないとして、現有車両については
それ以外を残してほしいと切に願っています。

2010年12月17日 9時05分

桜通線のホームドア工事。

名古屋市営地下鉄桜通線では
「ホームドア」(可動式ホーム柵)の工事が進んでいます。
※「ホームドア」の方が私には馴染みがいいですね。

写真は「高岳駅」で撮影したものですが
ゼブラ模様の中の「段差あり 足元注意」の文字が
如何にも工事進捗中の雰囲気を醸し出しています。
(「醸し出す」ようなモノではナイと一人突っ込み)

今回この写真をUPしたのはある理由から。
表示が1枚独立と2枚隣り合わせの2種類ありますが、
これが場所によりその位置が異なるのです。
パターン1)一枚づつ独立
パターン2)写真の中村区役所側が1枚、野並側が2枚
パターン3)中村区役所側が2枚、野並側が1枚
しかも、この3つのパターンはある一定のルールが
あるようで、例えばパターン1)は車両の連結部分で
見かけました。

ここ高岳駅のホームドアは、年明けの2月27日に設置され
3月5日に使用開始となっています。
今のこの状態からどのように進捗するかはよく分かりませんが
東京メトロ「丸の内線」のホームドア工事も
こんな感じで進んでいったのでしょうか?

何れにしろ、「中村区役所駅」の1月22日使用開始から
順番に野並方面に設置駅が伸びていきますが
ATO(自動列車運転装置)運行でない他路線に拡がるには
まだまだ時間がかかり、名城線・名港線の設置予定が
平成32年度と聞いたときは、『新線建設』並みの時間と
感じずにはいられませんでした。
※2000形の車両更新時期に合わせるのかな?
必要度と工費等とのバランスの問題なのでしょうが…。

以上、本日は「暇人」の戯言で失礼しました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!