2011年01月03日 9時08分

シドニー・セントラル駅(2)コンコースの鉄道遺産。

セントラル駅の中央コンコースのほぼど真ん中にある
「RAIL HERITAGE CENTRAL」。
「鉄道遺産センター」(?)と訳すと、
「central」は形容詞なのでおかしいし…、
「セントラル(駅)鉄道遺産」とするにしても…。

それはともかく、左側の胸像は
シドニーのあるニューサウスウエールズ(NSW)州の
『鉄道の父』と呼ばれる
「JOHN WHITTON」氏(1819-1898)。
(ジョン・ウィットン氏という読み方でどうかな?)

案内文には1857年~1890年の間、
“NSW RAILWAYS”のチーフ・エンジニアと
ありました。
明治元年が1868年ですから、
日本に鉄道が入ってくる随分前から
オーストラリアの鉄道の歴史が始まったことが
この胸像から見てとれます。
通勤客・旅行客が足早に通り過ぎていく場所に
さり気なく、堂々と存在しているのは
あまり日本では見かけないですね。

ところで、右側というか真ん中のドアを入ると・・・。(続く)

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!