2011年01月06日 17時49分

シドニー・ライトレール(6)ウェントワース・パーク。

ライトレールの最初の開業時の終点、
「Wentworth Park(ウェントワース・パーク)」です。

どこか専用線区間で、なおかつ「順光」で一枚くらい
写真を撮りたいと思い、途中下車しました。
●2010年9月18日(土)12時半頃。
こういう時、「1日乗車券」は便利ですね。
●ここで降りた時、2000年まで終点だったことは
全く知らず、偶然の産物でした。

それはさておき、『降りたのは良いのだが…』という状況で
考えてみれば当たり前だったのですが
この停留所からリリーフィールド方面は高架の専用線で、
一方、セントラル方面は直ぐにトンネル。
停留所エリアから外へ少し様子見がてら出てはみたものの
線路を見上げることしかできず、写真撮影は難しいと判断し、
ホームで数枚撮って切りあげました。

この後、お隣の「Fish Market(フィッシュマーケット)」まで
チョイ乗りし、昼食を取って私の「ライトレール乗りつぶし」は
終了しました。
●「フィッシュマーケット」は、規模と雰囲気は異なりますが
日本で言えば「築地」が比較的近いイメージと思われます。
『魚の卸(という表現が当たっているかどうか別にして)市場』に
隣り合わせで「魚料理」の店が軒を並べ
地元のシドニー市民+世界中から来た観光客で大賑わい。
シドニーに行き、ライトレールを堪能するなら
外せないスポットです。
※『ライトレール』の利用客も多く見受けられました。
どこを走るかのルート選定が、如何に重要であるかを
改めて認識した次第です。

(遅まきながら初夢)
東海道本線貨物支線(南方貨物線)がLRTとして日の目を見、
それを中心に、東臨港線の貨物とLRTの兼用化も含め
名古屋南部に一大LRT網が整備され、環境都市“名古屋”が
世界中から注目される。なんちゃってね。

2011年01月06日 9時00分

シドニー・ライトレール(5)リリーフィールド。

トラムの終点、リリーフィールド停留所です。
写真は、車止めの方からトラムを撮影しています。

小高い丘の中腹にこの停留所がある感じで、
トラムを降りると、階段かエレベーターで地上レベルに
出ることになります。

はっきり言って住宅街は広がっていますが
お店の一軒もありませんでした。
一方、左側は更に低い場所になっており、
実は、今は使われていない“風”の貨物駅が広がっていました。

ところでこのリリーフィールドは、
このまま延長できる構造になっています。
どうやら延長計画があることは間違いなさそうです。

これが日本であり、そして「新線が開通」したら
例え延長区間が100メートルであっても
出かけていく(乗りに行く)のが私流の“乗り鉄”ですが
流石にシドニーまで来る訳にはいかないので
もし、この線が延長開業したら、「トラム」の明るい将来に
日本の地で、きっと一人で祝杯でもあげるのでしょう。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!