2011年01月13日 9時00分

ジグザグレイルウェイの“『超』絶景ポイント”です。
これだけ雄大(広大?)な美しいポイントは
滅多にあるものではありません。
特に人家が全く見えない、大自然の真っ只中というのが
如何にもオーストラリアです。
ジグザグレイルウェイの列車もここで10分近く停車し、
絶景を楽しみます。
左手の線路が「ジグザグレイルウェイ」(狭軌)の線路で、
その右下、森に隠れて分かりにくいかもしれませんが
それが「大陸横断鉄道(ブルーマウンテンズ線)」(標準軌)の
線路です。
「大陸横断鉄道」は、文字通りオーストラリア大陸を横断する
かの有名な「インディアン・パシフィック号」や、
長大な貨物列車が“頻繁”に走る
オーストラリアでも超一級の幹線で、
旅客列車こそ、最初に書いた通り2時間に1本ですが
間違いなく『物流』の大動脈です。
※ある種、アメリカの大陸横断鉄道と同様かも?
ジグザグレイルウェイの路線(旧本線と言っても良いかな)は、
この写真の位置からずーっと奥の方に徐々に下って行き、
「トップポインツ」のスイッチバックで折り返し
丁度、真ん中の線路を手前に下り、
「ボトムポインツ」に向かいます。
で、廃線となる前の線路は、「ボトムポインツ」(ZIGZAG駅)で
もう一度スイッチバック(折り返し)し、
右下の線路を丁度、山が切れる向こう側に
進む構造となっていたようです。
トンネルでこのスイッチバックを『解消』したのも
この風景を見ていると納得でした。
で、ここにいる間に、下の線路を貨物列車でも通らないかと
期待したのですが、残念ながらの結果でした。