2011年01月17日 18時18分

冬の釧路に行こう!(1)太平洋石炭販売輸送・春採駅

「JR北海道・釧路支社」と、釧路商工会議所を始めとした
「くしろ圏広域観光推進コンソーシアム」が共同で開催する
『冬のSLと石炭のマチ・釧路』というツアー
今年も開催されることになりました。
日程は2月18日(金)~20日(日)の3日間で、
料金等ツアーの詳細は、ツアー名にリンクが貼ってありますので
そちらをご参照下さい。

で、今日の写真は昨年の2月19日(金)~21日(日)の日程で
開催されたこのツアー参加時に、国内唯一の運炭専業鉄道
「太平洋石炭販売輸送」の『春採駅』で撮影したものです。

実は昨年の2月26日にこのブログを始めた時に、
実質最初に書いたのがこのツアーの記録です。
その時、ブログを始めたばかりで、どんな内容をUPすれば
より多くの方に見ていただけるか全く分からず、
手探りなどと言うにもお恥ずかしい内容でした。

そこで今回、その時のリベンジと言う意味も含め、
少々補足説明的に、“情報”をプラスしてUPすることにしました。

なぜそんな気になったかと言うことですが
このツアー、地元釧路を中心にした「鉄」の方たちのグループ
『釧路臨港鉄道の会』のメンバーが、
総力を挙げてバックアップしており、
というか“ボランティア・ガイド”を努めており
それだけに、本当に「鉄」の“ツボ”を心得た
ある意味、地元だからこその信じられない内容だったことを
このブログを読んで下さる方たちに
ちゃんとお伝えてしておく必然性があると感じたからです。
ということで、しばしお付合いの程を。

2011年01月17日 8時00分

「ZIGZAG(ジグザグ)」駅はワンダーランド(3)電車は止まるか?

雪が降り続いています。
名古屋は雪国と化しています。
今日は、『冬の釧路』対応防寒具で出社します。何だかなあ。

さて、画面の1/3を覆い隠しているのが
「フラッグストップ」用の緑色の円盤です。

この時、私は左手に円盤を持ち、必死になって振り続け、
右手でカメラを構え、チャンスを狙ってシャッターを押しました。
それも「ジグザグレイルウェイ」の機関庫を見学中の
観光客の皆さんから「頑張れ!」(だと思うのですが)という
熱い声援を受けながら…。
正直、この注目はチト恥ずかしかったです。

ところが先頭車は思いの他速いスピードで通り過ぎ、
一瞬、私の脳裏に最悪の事態がよぎりましたが杞憂に終わり、
無事、最後尾の後ろのドアが私の目の前に止まりました。
※写真でも確認できますが、ここはカーブで視認性に難あり。
電車に乗ってから外を見たら観光客の方で
最後まで見届けてくれた方が手を振ってくれていました。

かくして楽しい楽しい「ジグザグレイルウェイ」の旅は終了。
私にとっては、
1)「リクエストストップ」の体験
2)オールドタイマーの気動車への乗車
3)腕木式信号機の操作
4)絶景!満喫
5)フラッグストップ体験
と、何とも盛り沢山な一日でした。

ところで『「ジグザグレイルウェイ」で、
SLではなくディーゼルカーに乗ったのは何故ですか?』と
友人から聞かれました。
答えは「ヴィンテージ・ディーゼルカー」が十分魅力的に
思えたのと、「SL」運行日よりも「ディーゼル」運行日の方が
乗客も少ないだろうから、
ゆったりこの鉄道を楽しめるのではないかと思ったからです。

さて「乗り鉄」は基本『乗るだけ』というスタンスですが
普段出来ない体験へのチャレンジは別です。
“運転体験”ではない何がしかの“体験”付き『乗り鉄』先は
無いものかと今、真剣に思っております。(笑)



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!