2011年01月27日 18時03分

六甲ケーブル(3)屋根がオープンで良い感じ。

六甲ケーブルの車内です。

2両編成の内、麓側の車両はご覧の通りトロッコ列車の如くで、
屋根がガラス張りということもあり、
まるで貨車の『トラ』(無蓋車)にでも
乗っている気分が味わえます。
JR四国の予土線では、『トラ45000形』改造の
トロッコ列車「清流しまんと号」が走っていますが
屋根の分だけ、それよりも開放的な気分が味わえるかも???
と言っても私は「清流しまんと号」には乗っていないので
無責任な発言をお許し下さい。
もっとも貨車の『トラ』の荷台にも乗ったこともありませんが…。
(そんなことをした経験があったら、それはそれで問題かも?)

話しを戻しますが、麓側・山側の車両とも
このレトロモダンな雰囲気漂う内装のイメージは共通で
とても品が良く、観光鉄道しての要素として
私が重要視している「楽しく乗れなければ観光鉄道じゃない」
(※)をクリアーしています。
※このキャッチコピーは1980年代の「フジテレビ」の
「楽しくなければテレビじゃない」をパクっています。(笑)

ケーブルカーが観光鉄道であることに異論を
唱える方はあまりいないと思いますが、
内外装とも『楽しい乗り物』を感じさせてくれ
「乗ってみたくなるケーブルカー」は
私の個人意見的な意見としては少数派です。

他のケーブル鉄道事業社も、車体の更新時期が来たら
予算の問題はあるのでしょうが、少し“楽しさ”の要素を
付け足していただければと思います。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!