2011年01月28日 8時07分

上の写真を見ただけで『あっ「GANTZ」だ!』と分かる方、
「鉄」+「コミックス」にも造詣がある方とお見受けします。
「GANTZ」は、2000年(平成12年)から
「週刊ヤングジャンプ」で連載され、
コミックスが累計で1500万部を突破している
超人気SFアクションコミックで、
その実写版映画の「PARTⅠ」が明日(1月29日)から
全国東宝系で公開されます。
その「GANTZ」の主人公(?)とも言えるのが
この黒い謎の物体です。
●映画「GANTZ」には中京テレビも出資しており
私は既にこの映画を見ています。悪しからずご了承下さい。
映画については映画「GANTZ」の公式HPで
ご確認いただきたいのですが、さてこの映画と「鉄」との関係は?
それが下の写真なのですが、勿体を付けてもしょうがないので
最初からネタばらししますが、「東京臨海高速鉄道りんかい線」
『大井町駅』の“大崎方面”のホームです。
入線する「70-000型」の先頭車がぶれているのでも
分かっていただけるかと思いますが結構なスピードで入線します。
今回、この『大井町駅』で撮影したシーンが
映画「GANTZ」で重要な役割を果たしています。
地下駅なので地上駅とは違い、何時に撮影しても条件は同じのため
終電から始発までの間に撮影が行われた訳ですが
「東京臨海高速鉄道」の全面的な協力ぶりが伺えます。
●駅名は劇中の「山王駅」に変えられています。
映画・ドラマ等に「鉄道」が出てくるシーンは結構ありますが、
駅頭等の短い時間の撮影の場合はまだしも、
電車内やホームで、実際に電車を動かしたり止めたりしての
撮影が必要な場合は、関係各所との様々な調整が必要で
鉄道会社の全面的な協力なくしては成立しません。
●その点は、去年の9月24日のブログでも少し触れています。
テレビCM等に出てくる鉄道会社が結構限られているのも
そんな理由からと思って頂いてもあながち間違いではありません。
ということで映画「GANTZ」をご覧頂き、
「東京臨海高速鉄道」がどんな重要パートを担っているのかは
スクリーンでご確認下さい。
●私が係わっているから言う訳ではありませんが
原作を知らなくても、この映画、面白いです。