2011年02月01日 8時31分

シグナス森林鉄道をご存知ですか?(2)

写真はご覧の通り、『ラックレール』です。

これは「Wokipedia/シグナス森林鉄道」によれば
『リッゲンバッハ式』というのだそうですが、
実際に乗った時に、走行音にものすごく違和感があり、
かつ思いっきり急勾配(最大138パーミルだそうです)を
上り始め、私は「えっ、えっ、えっ」「何事」状態でした。
※日本で「ラックレール」と言えば、私は「アプト式」しか
知りませんでしたが、あるんですねぇ。こういうタイプも…。

実は、駅の目と鼻の先に写真の通りの急勾配とラックレールが
あるのですが、私の目には何も入っていませんでした。

これが私の心に“ジャストミート”!
(お前は福澤朗か!と一人突っ込み。すでに知らない人も多い?)

本当にゆっくりと、一歩づつ『上って行く』、
いや今回は『登っていく』という表現の方が似合っています。

そしてこの後、林の中を少し走ると終点「アルタイル」駅。
と言ってもループ線があるだけで、
列車はそれをグルッと回って来た道を戻っていきます。

今回、写真はUPしませんが、冬枯れの「アルタイル」駅周辺が
またいい味を出していたのです。
列車を入れずに線路と周りの風景だけを撮影すると
まるでどこかの“本物”の『森林鉄道』の原風景みたいなのです。

「シグナス森林鉄道」は、私の心象風景では
確かに『森林鉄道』でした。
※あくまでも私の個人的感想です。
『風景の良さ』を保証するものではありません。
などと、通販の宣伝のような一言を最後に・・・一応・・。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!