2011年02月10日 17時53分

桜通線名古屋駅の可動式ホーム柵。

名古屋市営地下鉄桜通線「名古屋駅」に登場した可動式ホーム柵です。
今月2日に、「柵の端が何故斜めなのだろう?」と疑問を呈したところ、
『豊橋のとも』さんから「“非常用の操作盤”の操作のために車両と
ホーム柵の間隔が広くなっている・・・」というコメントを頂き、
今回、名古屋駅のホーム柵が動き出したので見てきました。
(本当は、たまたま名古屋駅を使っただけです。)

写真は、中村区役所方面ホームの最後尾から撮影したもので
確かに、先頭車の運転台の所は斜めなのですが、
最後尾はストレート(少し違和感のある表現で失礼します)でした。
一方、野並方面へのホームも、先頭車部分のみ斜めで、
最後尾はストレート。
そうすると、「中村区役所駅」の野並方面ホームのように、
ある一定条件がある場合のみ、先頭&最後尾の乗務員室部分が
斜めとなるという法則になりそうです。

それはさておき、一昨日(2月8日)、国土交通省鉄道局が
「平成23年度以降のホームドアの整備計画」を公表しました。
そこには札幌市交通局やJR東日本、
我らが名古屋市交通局も入っており計285駅に整備されるようですが
目を惹いたのはJR北海道、JR東日本、JR西日本、JR九州です。
路線名:北海道新幹線 駅名:奥津軽・木古内・新函館
路線名:北陸新幹線 駅名:飯山・上越
路線名:北陸新幹線 駅名:糸魚川・新黒部・富山・新高岡・金沢
路線名:九州新幹線(西九州ルート) 駅名:武雄温泉・
嬉野温泉・新大村・諫早
当然、注釈として駅名は仮称とはされていましたが、
まあ時代の要請で、ホームドアというか可動式ホーム柵は
必須アイテムなのでしょうが、この一覧表を見て、
別の意味の感慨(新線建設)を持ちました。
※仙台市交通局の東西線も出ています。
趣味とは言え、こうした行政が発表する資料もたまには見てみるものですね。

2011年02月10日 8時01分

立山黒部アルペンルート(7)関電トロリー「扇沢駅」

私が立山黒部アルペンルートを踏破した平成6年(1994年)は、
関電トロリーが開業して30周年にあたり、
扇沢の駅にはその記念横断幕が掛けられていました。
ところでこのルート、
昭和29年…「立山ケーブル」
昭和30年…「高原バス」(全通は昭和39年)
昭和39年…「関電トロリー」
昭和44年…「黒部ケーブル」
昭和45年…「立山ロープウェイ」
昭和46年…「立山トンネルバス」が開通して全線開業。
となっており、この一枚の横断幕は
結構意味合いがあるものと思っております。

そんな歴史はさておき、「関電トロリー」(立山トンネルバスも同じ)で
思い出したことが1点。
狭いトンネルを突っ走るバスの運転手さんの運転技術には
驚かされました。
本当はそんなにスピードは出ていないのでしょうが、
何せ壁が近く圧迫感があり、もしも私が運転したら間違いなく、
間違いなく壁にぶつけていると思いました。
それと、トンネルの真ん中の信号所で対向車と行き違ったのですが、
何台も連なったバスが“交換”する光景は「鉄道」と違って
車両が連結されていないだけに不思議な感じでした。

(皆さんの感想をお聞きしたいこと)
それは「立山トンネルバス」のこと。
平成8年に“電化”され「立山トンネルトロリーバス」となっています。
トロリーバス化された後に私は乗っていませんが、
これを乗った路線としてカウントしておいて
良いものかどうかについてです。
非電化の路線が電化されても、当然の事ながら元々線路があるため、
それは全く気にしていなかったのですが、こうした場合は想定外。記録ホルダーの立場では、やはり乗りに行くべきなのでしょうね?



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!