2011年02月12日 19時45分

雪の日に「伊勢志摩ライナー」に乗るなんて(2)。

「伊勢志摩ライナー」と言えば、『パノラマデッキ』。
そこで撮影したこの写真は、まるで北陸か東北の駅の様な有様ですが
そんなことはあるはずもなく、皆さんにお馴染みの「伊勢中川駅」通過です。

アーバンライナーの『展望デッキ』同様、
JR東日本の「リゾートしらかみ」の『展望ラウンジ』とは
比べてはいけないと思うぐらい広々とした風景が目の前に拡がり、
起点から終点までここで立ち続けていても、飽きることはありません。
私は自分の席とパノラマデッキの間を、デラックスカーの乗客の
“迷惑”を顧みず(デッキのドアが開くと寒風が客室に入る)、
何往復かしましたが、同じ親子連れを必ずここで見かけ、
なおかつ自席に戻った気配がありませんでした。納得です
私は同行者の手前、本心とは裏腹に“見栄”を張って
そこまではできませんでした。トホホ。
※近鉄のHPを見ていたら、「アーバンライナー」は『展望デッキ』、
「伊勢志摩ライナー」は『パノラマデッキ』と別名称となってます。
ところが、説明の文章は同一で、一体どういうことなのでしょう?

さて、パノラマデッキからの展望写真で、これを選択した理由ですが、
他の写真に比べて、黒と白のメリハリが効いていたことと、
一発で場所の特定ができると思われたからです。
※私が、構内配線を見るのが好きだということもあります。

田園風景や街中の写真は、はっきり言って「どこで撮っても同じ」というか
パッと見の場所が特定しにくい状況だったのはお分かり頂けますよね。

ここに来るまでに、揖斐・長良橋梁や桑名駅、その直後の北勢線の
オーバークロス、その他それなりには撮ったのですが今一つ。
今日の天気が昨日も同じだったらと恨めしく思いました。

●工事中の「伊勢中川短絡線」ですが、大分出来上がっていました。
一瞬の出来事ゆえ、ちゃんとは確認できていませんが
趣味誌の記事で読んだ記憶通り、
カーブはかなり緩くなりそうですね。
所要時間の短縮とまではいかないと思われますが…。

2011年02月12日 8時01分

雪の日に「伊勢志摩ライナー」に乗るなんて(1)。

昨日(2月11日)、よりによって雪の日に
ほんわかと温かみのある23000系「伊勢志摩ライナー」に
初めて乗ってきました。(今更と、言わないで下さい)

さて、写真の説明です。
上段・下段とも、「近鉄名古屋駅」の5番線です。
私が乗る予定だったのは下段の写真の
定刻では、近鉄名古屋発9:25の「伊勢志摩ライナー」。

一方、上段の写真は、「伊勢志摩ライナー」の前に5番線入線の
鳥羽始発で定刻では近鉄名古屋着9:13の特急。(多分、間違いない)
ただ、朝からの雪のため列車は遅れ気味で、
まるで雪国の列車の如く、先頭車の前面に雪を着けながら、
9:20過ぎに到着。
駅員さんの「賢島行ではありません。お乗りになれません。」の
連呼がホームに響いていましたが、それでも勘違いして
乗車しようとして止められたお客さんがいました。

そんなことがあった後、発車時刻の9:25になって
3911レ「伊勢志摩ライナー」が入線。
9:28に駅員さんが乗客全員の乗車を確認し、
そそくさと3分遅れで出発。
「何でかな~?」という私の初乗車体験がスタートしました。

(余談)
午前9時頃、私は、名鉄名古屋駅の
「manacaデビュー記念カード」の発売場所を通り過ぎました。
その時、係員さんの「あと50名様です」の声が…。
私の感では、その時まだ100名以上の方が並んでいるように
思われました。
午前7時以前にすでに行列が出来ていたとのことで
手に入れた方も入れられなかった方もお疲れ様でした。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!