2011年02月22日 18時03分

manaca(マナカ)導入で大変だ?!

マナカ導入から暫くが経ち、使用する人が日増しに増えている気がします。
導入当初から、何かとトラブルが発生しているようですが
今日は自動改札機の『注意表示』の違いを見てきたので
それを報告します。

左側が名古屋市交通局の自動改札機で
右側が名鉄の自動改札機です。

両者の一番大きな違いは、
磁気式乗車券の投入口の上のステッカーの有無で、
名古屋市交通局のモノには、「マナカを入れないで!!」とありますが、
名鉄にはありません。

2月11日のマナカのスタート当初、
マナカを自動改札機に投入する人が相次ぎ、
マナカが中で詰まったりの“事故”が発生しているとの報道が
されていましたが、その後、名古屋市交通局の改札機には
写真のような注意を促す「ステッカー」が貼られました。
一方で名鉄の改札機にはそのようなステッカーはないので
名鉄でのマナカ投入トラブルは限定的であったということでしょうか?
それとも、名古屋市の方が“親切”ということでしょうか?

また、「しっかりタッチ!」も、名古屋市は『読取部』の下に
大きな文字で表示されていますが、
名鉄は、『読取部』のサイドに縦文字で表示されています。
見易さでは、私は名古屋市に軍配を上げておきましょう。

そう言えば「Suica」や「PASMO」等の導入時は、
どんなトラブルがあったのでしょう?
相当に混乱したという話しは聞いていますが
何せ名古屋ではないだけにあまり実感がありませんでした。

今回のマナカは過去の反省を生かしたのでしょうか?
全て、利用者が慣れてくれば解消される問題ではあるのでしょうが…。

ところで「TOICA」導入時には混乱したという記憶がありません。
何故???

2011年02月22日 8時09分

キュランダ高原列車(3)断崖絶壁を走る。

さて、ここからの掲載写真は所謂『写真』ではなく、
家庭用ビデオからの抜き(静止画)で、まずは山の絶壁を列車が走り、
橋を渡っていく素晴らしい風景です。

今回の旅は家族旅行で、しかもまだ子供たちが小さかった事もあり、
お父さん(私)はご多分に漏れず、ビデオを回しっぱなしで、
鉄道の写った写真は殆どありません。
でもビデオですとカメラをあちこち振っているので、
家族の写っていない瞬間もこうしてあるのです。
「ケアンズ駅」の写真が無いのも、
実は終点の「キュランダ駅」の写真が無いのも、全てそれが理由です。

そんな個人的なしょうもない話しはさておき、
「キュランダ高原列車」の車内では、平成14年当時でも、
乗客にこの「鉄道」の歴史を記したパンフレット(勿論、日本語です)が
配られていました。
今回、このブログもその冊子を参考資料として使用していますが、
そのタイトルが
「ケアンズ―クランダ鉄道 1882-1891 開拓工事の歴史」となっており、
“キュランダ”が“クランダ”なのはご愛嬌として、
わざわざその建設の歴史の冊子を配布するほどの工事であったことは
間違いないようです。

また、冊子のタイトル中に『1882-1891』とあるように、
33キロの建設に10年の歳月がかかっており、15のトンネル、
93のカーブ、そして(難工事であったことが容易に想像できる)
写真のような橋梁が多数あったと書いてありました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!