2011年02月26日 8時03分

三岐鉄道三岐線のこと(2)貨物列車が…。

「伊勢治田駅」に「ED453」と「ED454」の
重連が牽く貨物列車が入ってきました。
私がここ「伊勢治田駅」から「西藤原駅」に向かう
13:25発の列車と交換するためです。

この時、驚きの光景が眼前で繰り広げられました。
(単なる私の知識不足という説もありますが…)
「伊勢治田駅」は島式ホームで、ここで“電車同士”が行き違います。
“電車同士”と敢えて表現したのは、実は貨物列車は、
このホームの線路に入って来なかったのです。

その時、私は、しっかりとカメラ(コンデジですが…)を構え、
目の前にやって来るであろう貨物列車を待っていましたが、
その列車は目の前どころか遥か向こうの貨物線に入っていきました。
そして焦ってシャッターを押したのがこの一枚です。

「西藤原駅」から折り返して「近鉄富田」に戻る時に
この駅の線路の配置を確認したのですが、
どうやら旅客線の方が『従』で、貨物線が『主』のようでした。

私の常識では計り知れない「所変われば品変わる」の典型でした。

ところで、何故私は、この駅で貨物と交換することが分かったのでしょうか?
その答えは「踏切の警報音」。

先に「西藤原」方の踏切が鳴り出したのですが、
電車の時刻表では該当する電車が無いのは分かっていたので、
「これは貨物に違いない!」と思ったのです。
そこまでは良かったのですがねぇ・・・。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!