2011年03月16日 0時00分
先ほど22時31分頃、静岡県富士宮市で震度6強の地震がありました。
名古屋は震度3で、家でその揺れを感じましたが、
日本の大動脈・東海道新幹線が今、ストップしており、
地震による交通機関への影響が、東日本から東海地方まで
広がっていかないことを切に願います。
ところで東北地方の鉄道の状況ですが、JR東日本の多数の路線で
全線運休もしくは区間運休となっています。
やはり影響が大きいのは東北本線で、旅客もさることながら
貨物輸送のストップは、物流の大動脈だけにいち早い復旧を望みます。
名古屋では報道されていないのですが、
北海道新聞のHPや、JRの貨物のHPによれば
実は本州~北海道の物流が殆ど止まっており、今後が心配されています。
どういうことかと言いますと、鉄道貨物輸送に関して言えば
東北本線だけではなく、現在、西日本からの貨物のルートは、
まだ羽越線経由で秋田までしか動いておらす
奥羽本線の秋田~青森間は、電車は動いていますが
貨物はまだ動いていません。
海峡線も同様にまだ貨物を動かすには至っていません。
一方、船便については、青森~函館のフェリーこそ動いているものの
本州側の高速道路が使えないため物流の主力ルートとはなりえないようです。
また、太平洋側の本州~北海道のフェリーが運休しているため
日本海を運航するフェリーにトラック等が集中しているようですが
捌ききれないようです。
私自身、ひょっとしたらと思い調べてみたのですが、
今のところ、平穏そうな名古屋にいても、
東北のみならず地震災害の全国への影響に目を向けておく
必要を感じています。