2011年03月19日 21時07分

写真は、JR北海道/根室本線・新富士駅で入れ替え中の
貨物列車です。(平成22年2月21日撮影)
で、今日は3月12日にJR貨物がダイヤ改正に合わせて行った、
6線区8か所の駅名の改称のお話しです。
※ご存知の方は今回の話しは飛ばしてください。
※地震災害の真っ只中の出来事で、全く注目されていません。
(改称した駅。表記はJR貨物のHP参照)
1)根室線…釧路貨物駅←新富士駅(北海道釧路市)
2)根室線…帯広貨物駅←帯広駅( 北海道帯広市)
3)室蘭線…苫小牧貨物駅←苫小牧駅(北海道苫小牧市)
4)函館線…函館貨物駅←五稜郭駅(北海道函館市)
5)東北線…仙台貨物ターミナル駅←宮城野駅(宮城県仙台市)
6)東北線…田端信号場駅←田端操駅(東京都北区)
7)総武線…新小岩信号場駅←新小岩操駅(東京都葛飾区)
8)東海道線…京都貨物駅←梅小路駅(京都府京都市)
JR貨物では、地理的な位置がイメージしづらい駅や
旅客駅と貨物駅が分離された後も旅客駅と同一名の駅、
また『操』のついている駅のように国鉄時代のヤード方式を連想させる等、
利用者に分かり難い駅名を改称したとしています。
確かに「新富士」「五稜郭」「宮城野」「梅小路」は、
私たちには馴染みがありますが、「鉄」に縁のない人にとっては
どこにあるかが全く分からないでしょう。これは私も認めます。
と言うことで、写真の「新富士」は旅客駅名としては残りますが
日本最東端の“貨物駅”の名称では無くなりました。
ただ、今回改称された駅名を見ていると実に“味わいのある”
名称が並んでおり、ちょっと残念な気分です。
名古屋もそうですが『・・・ターミナル』は個人的には好きになれません。