2011年03月21日 19時58分

昭和50年、夏の「尾小屋」(8)「新小松駅」。

昭和50年8月22日。
この日、「尾小屋」は雨では無かったものの、「新小松駅」に
戻ってくるころからいよいよ降り出してきました。

ここを訪れる前は、国鉄「小松駅」の“裏側”に『ひっそりと佇む駅』の
イメージでしたが、思ったよりは開けた感じで、
考えてみればこの「新小松駅」界隈は、当時、石川県の第2の
“大都市”小松市の中心駅「国鉄小松駅」に隣接しており、
周辺には商店もあったりで、さほどうらぶれた雰囲気では
無かったような記憶です。
また駅そのものの規模もそれなりにあり、この写真を撮った段階までは、
失礼な言い方とは思いますがもっと“軽便”という言葉が似合う「駅」と
思っていました。

ところでこの写真は、「尾小屋」に向かう時ではなく、
「尾小屋」から戻ってきてから撮影したものです。
行く時は乗り換え時間の関係でその時間が無かったからですが、
お昼も食べずに取りあえず撮影していたことが次々回UPする写真から
発覚しています。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!