2011年03月23日 21時17分

『桜通線・沿線住民等施設見学会』(1)。

3月20日(日)、この27日の名古屋市営地下鉄桜通線徳重延長に伴う『沿線住民等施設見学会』が行われました。
●写真は、「徳重駅」で、建物の中はバスターミナルになっています。
一見人はまばらですが、実際には結構な人出でした。

この見学会の詳細については、緑区内の沿線住民の方には回覧板で伝えられ、
私も緑区にお住まいの方から教えられました。

『交通局NEWSvol.187』にも、この見学会の事が書いてありましたが、
今一つ参加対象区域がはっきりしなかったので、地下鉄の駅員の方に、
桜通線の“他区”の住民でも『参加資格』があるかどうか聞いたところ
「大丈夫でしょう」とのことでしたので行くことにしました。

ところが・・・と言っても余談ですが…。
野並から市バスで「徳重駅」に向かったのですが、
私が乗車した“野並11系統”のバスは、1時間に1本だけの
(大規模な墓地のある)「みどりが丘公園」行きで、
この日はお彼岸の墓参りに向かう人たちで超満員。
久しぶりの経験で少々戸惑いました。
※私は、翌21日に墓参りに行ってきました。(個人的な話しですが…)

さて、見学会の中身は?それは次回にします。

2011年03月23日 19時16分

名古屋の桜。

名古屋市内の桜の開花予想は、3月末から4月頭にかけてですが、
名古屋市営地下鉄桜通線の「高岳駅」近くにある
早咲きで有名な桜並木が満開を迎えています。

今回は「鉄」話しではありませんが、
東日本大地震の影響で滅入りがちな皆様の心に、
『春』をお届けいたしたく、外出のついでに撮影してきました。

東北・関東の被災地での春の訪れは、いろいろな意味で遅れそうですが、
自然界の春の盛りはもうそこまで来ています。

2011年03月23日 8時22分

昭和50年、夏の「尾小屋」(11)『キハ2』と『キハ3』。

右側の車両で車庫の中にいるのが『キハ3』。
写真では分かりにくいですが、車体番号は『1803』と書いてあり、
その“03”の上に“キハ”の文字があるちょっと変わった車両でした。
この車両は元々「遠州鉄道奥山線」(昭和39年廃止)で活躍し、
その後、ここ尾小屋に来たものですが、奥山線当時の車体番号が
「1803」だったので、それをそのまま流用したのでしょう。
※古い古い奥山線の写真で見かけたような…。
また、車体の前の白い札には「休車」の文字があり、
何か修理中だったのかもしれません。

左側が荷台を備えた『キハ2』です。
昭和50年頃までは、地方私鉄でこうした荷台のある車両を
見かけることもありました。
ということで、この日の運行は『キハ1』と『キハ2』で行われて
いたのであろうと推察されます。

現在『キハ3』は、蒸気機関車『C15 5』改め『No.5』同様、
小松市立「ポッポ汽車展示館」に保存されており、日を決めて何と“運転”もされています。今年度の日程は
「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」のHPで確認できます。
(“動く”と言うのが凄過ぎる!)
一方、『キハ2』は、旧「尾小屋駅」にあるようですが
見学は出来ない模様です。

(東北地方太平洋沖地震による鉄道の復旧)
東北新幹線の盛岡~新青森間が昨日、運転を再開しました。
復旧作業中の区間も増え、奥羽線は4月中には全線での
運転再開見込みが発表されています。
一方で、日本の幹線の一つ・東北線の全面再開は、新幹線も含め
まだ目途が立っていません。

それでも、岩手県の三陸鉄道北リアス線が20日には
宮古~田老間の運転を始めており、
その映像をニュースで見た時、図らずも涙が零れそうになりました。
JRが手つかずの三陸海岸の鉄道で、唯一北リアス線が動いていることに
地元の足を守るという鉄道マン達の気概を感じずにはいられませんでした。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!