2011年03月30日 8時00分

3月12日(土)、九州新幹線の「博多駅」~「新八代駅」間が開業し、
これで「博多駅」~「鹿児島中央駅」間256.8キロ
(営業キロは288.9キロ)が全通しました。
ということで、先週の木曜日(3月24日)に、
勇気を奮って乗って参りました。
写真は、「博多駅」に入線するN700系の『さくら543号』です。
さて、なぜこの電車?ということになるのですが、
実は名古屋から新幹線の乗継で、一番早く「鹿児島中央駅」に
到着する列車だったからです。
名古屋発6:20「のぞみ95号」
博多着9:40
博多発9:49「さくら543号」
鹿児島中央着11:27
※「さくら543号」は、新大阪発6:50で
新山口で「のぞみ95号」に抜かれる。
つまり追いつけるということ。
最初は、新大阪から「みずほ603号」も考えたのですが、
やはりどうせなら鹿児島中央まで最速で着くことを優先させました。
それにしても隔世の感ですね。朝、名古屋を出て“鉄道”で
昼前に鹿児島に着くなんて…。全く夢のようです。
山陽新幹線が無かった時代の話しですが、名古屋からの昼行列車で、
九州まで行っていたのは熊本行きの特急『つばめ』と
博多行きの急行『玄海』の2本だけでしたし、
新幹線の新大阪乗継でも西鹿児島まで辿り着けませんでした。
もっとも昼行列車で九州に行くことなど考えもしなかった時代です。