2011年03月31日 9時00分

上の写真は、N700系の3列車揃い踏み。
なかなかいい感じだったので撮りました。
下の写真は、「鹿児島中央駅」のホームから見た
鹿児島のシンボル“桜島”です。
私が生まれて初めて鹿児島の地に降り立った昭和48年7月30日、
この日、鹿児島の町には“桜島”の灰が降っていました。
列車が西鹿児島の駅に近づいていた時、
最初、私は「狐の嫁入り」(晴天なのに小雨が降ること)かと思いきや
『灰』が降っていることに気付き、その瞬間、『鹿児島の』いや
『桜島の洗礼』を受けた気分でした。
平成23年の3月24日に『灰』は降っていませんでしたが、
桜島は噴煙を上げていました。
※写真のこの角度では見えません。悪しからず。
「東北地方太平洋沖地震」の影響で、乗客の動向が心配でしたが、
博多駅を出た時は指定席・自由席とも7~8割の乗車率で、
熊本で下車する乗客は多かったものの思ったほどではなく、
鹿児島中央までの乗客が中心でした。
これまでも先行き不透明な時代と言われてきましたが、
本当に先行きが読めなくなりました。
日本の国旗『日の丸』は、桜島から昇る朝日の美しさからとられたとも
謂われています。
震災の痛みを乗り越え、再度“日本の日の出”が早く来ることを
願うばかりです。