2011年04月07日 18時30分

写真は、私が昨年の12月5日に「はやて」に乗車した際、
指定席券をクレジットカードで購入した際の利用票です。
乗車日付、列車名、区間の記載があることに注目してください。
本題です。3月29日のJR東海の社長会見で、
東海道新幹線のサービス向上の話しが出ていました。
要は、乗車券・指定席券紛失時の取り扱いの変更なのですが、
これまでとは以下が異なります。(要点のみ)
(これまで)
1)切符を紛失した時は、駅係員か車掌に申告。
2)同じ区間の切符を再購入。
3)その旨記載の「再購入券」を発行。
4)1年以内に切符が見つかれば、その切符と「再購入券」を
持参すれば手数料を差し引いて払い戻し。
(東海道新幹線の今後)
1)切符を紛失した時は、駅係員か車掌に申告。
2)同じ区間の切符を再購入。「再購入券」を発行。
3)「申告用紙」に必要事項を書いて、JR東海へ送付。
※送料はJR東海負担。
4)JR東海が切符の使用状況を調査。
5)使用状況が確認できれば手数料を差し引いて払い戻し。
なおこれはクレジットカードで東海道新幹線区間の
「指定席・グリーン席」を購入した場合で、
手元にクレジットカードの利用票があり、
かつ新幹線の改札内・列車内で発覚した時だけの“例外規定”で、
現金での購入時は従来どおりです。
※改札を通った段階であれば、“使った”と看做せるのでしょうね。
改札前は、やはり自己責任でしょう。
クレジットカードの利用票には、写真のように乗車した列車等の情報が、
指定席番号を除いて全て記載されており、
購入及び乗車の証拠品としては成立しているとも言えます。
逆に、自由席では乗車列車が特定されないので除外されるのは
致し方ないでしょう。
切符を無くすと言うのは本人にとって最悪の事態なので、
本音としては利用票で改札を出してもらえれば有難いのですが、
切符を拾った人が万一にでも悪用する可能性
(使用前・使用後の払い戻し規定による)があるのならば、
これでも一歩進んだサービスと言えるのでしょうし、
今後是非、在来線にも適用されると有難いですね。
くどいですが、写真は『JR東日本』の列車の利用票ですので、
この措置は適用されません。
私は、東海道新幹線ではエクスプレスカードを使うので、
今回の『参考用』になる利用票がありません。ご了承下さい。