2011年04月09日 9時01分

「運転体験講習会」では、鉄道の現場の方から様々な鉄道に関する
お話しを聞く機会があります。
この『制輪子』の話しもそうで、指導運転士さんと、
たまたまこの「モレラ号」のブレーキの効きの雑談をしていた時に、
いろいろ教えてもらいました。
上段写真は、「モレラ号」のブレーキ部分です。
ここ樽見鉄道の『制輪子』は“鋳鉄製”で、
昔からあるタイプなのだそうですが、ブレーキの効きもよく、
天候の変化にも対応し易いといった取り扱いのメリットと、
何よりも他の「レジン制輪子」等に比べ“安い”のが一番とのことでした。
ただデメリットとしては、磨耗が早く、短期間での交換が
必要なことだそうです。
(確か、一か月ももたないと聞いた)
そのため、車庫には下段写真のように、『鋳鉄制輪子』の在庫が
いつも多数用意してあります。
※この横には、交換した『鋳鉄制輪子』の残骸も一杯ありました。
いくら収集「鉄」でも、持ち帰りには困難な重さで
いくら家族に理解があっても、これだけは持ち帰りを
考えないほうが無難です。
今回は、もっと専門的な話しも出たのですが、
私にはチンプンカンプンなところもあって、この程度でご容赦下さい。