2011年04月11日 9時09分

樽見鉄道「運転体験講習会」(16)モレラ号、再び。

名残の「モレラ岐阜号」。
『また必ず来ます。いやっ、戻ってきます!!!』などと
大仰に言うのも何ですが、再度チャレンジしたいと思っています。
若干、懐具合の問題はありますが、こんな時代が来るとは
昭和の時代には夢にも思わなかった、新しい「鉄」趣味の始まりです。

ところで樽見鉄道は「運転体験」、明知鉄道は「体験運転」、
関東鉄道も「体験運転」、小湊鐵道は「運転体験」、
碓氷峠鉄道文化むらは「「運転体験」、若桜鉄道は「体験運転」と
各社各様の呼び方をしていますが、私の様にブログをやっていると
この“呼び方”(正式名称)に注意が必要です。統一することでも
無いのですがややこしいですね。

さて、「鉄」の楽しみ「運転体験」ですが、
関東鉄道では『今後の開催未定』で、
小湊鐵道もHPで確認できる状況にありません。

一方、この地方では明知鉄道が4月24日、5月15日・・・に
「体験運転」を予定していますし、
ここ樽見鉄道でも5月3日、4日、5日に開催を予定しています。

今、日本中で何事も『自粛』という状況が続いています。
少し前になりますが、海外メディアが『自粛』による経済への打撃を
報道していました。
それと時期を同じくして、日本でも必要以上の
“過度”な『自粛』見直し論が出てくるようになりました。
身近なところでは飲食業界が既に大打撃を受けていますし、
観光地も同様です。

疲弊し衰退する「地方」が、“過度”な『自粛』で更に衰退するようなことは
望ましいことではありません。勿論、先行きへの不安から
出費を抑えておきたいということもあるかもしれません。

このブログをご覧の方にお願いしたいのは、全国の小さな鉄道会社が、
少ない職員をやりくりしながら運営している「運転体験」に参加することを
出来れば『自粛』しないでほしいということ。

4月2日にも書きましたが、
私達の「“乗って”“運転して”“楽しい”」は、
樽見鉄道(運転体験をしている会社)にとっては、
地元へのアピールと収入の一助になるという、
とっても素敵な関係なのです。

樽見鉄道「運転体験講習会」完。

    

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    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!