2011年04月13日 8時08分

「模型貯金箱」の楽しみ方。(名鉄・パノラマ募金)

「模型貯金箱」の話しはこれで最後にしますが、
“車両”ではなく“ジオラマ”部分の楽しみ方です。

この「模型貯金箱」は、
1)ホキ
2)デキ
3)ジオラマ部分
の順番で作ったそうですが、そもそもデキを作った段階で
「橋」をかけようと考え、それも勾配をつけることし、
最終的に『完成』に至ったそうです。

で、このジオラマを見ていると、左側が上がっているのがわかります。
そこで、勾配標も、写真の通り、
1)左側から右方向に進む場合…下り20パーミル。
2)右側から左方向に進む場合…上り35パーミル。
こんな感じになっています。
●記憶間違いでなければ、名鉄名古屋駅の山王方の勾配が
35パーミルだったと思う。そこは、多分、“計算”されているはず。

この模型募金箱は、名古屋鉄道名古屋乗務区の中にあり
一般の方の目に触れることはありません。
今年の「24時間テレビ」のどこかの会場で見ることは可能ですが…。
ちょっと勿体ない気もしています。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!